石井光太 − 旅の物語、物語の旅 −

2010年04月

トークイベントのお知らせです。

6月5日に阿佐ヶ谷のロフトAというところで、トークイベントを行います。
編集プロダクションが定期的にやっている「旅人の夜」というシリーズの一つとして、「レンタルチャイルド」(5月18日発売)の刊行に合わせて行います。

本書についてはもとより、取材全般のノウハウや裏話にいたるまで、スライドをまじえてお話していきます。
話が一段落すれば、出演者もお客さんも関係なしで交流していくことになるようです。

僕もこの「旅人の夜」というイベントは初体験なのですが、とりあえず楽しみます。
お時間に余裕がございましたら、是非遊びに来て下さい。
(前半は相当マジメな話になり、後半は個々と軽い話をしていく感じでしょうか)

予約開始は4月29日になります。会場でみなさまにお会いできることを楽しみにしています。


【タイトル】
「旅人の夜 第12夜」
『レンタルチャイルド』刊行記念トークイベント

世界の最根底の人間をえぐって見える真実
〜文章で描けない真実、思わず涙した現実とは何だったか〜


【内容】
今回のゲストは、『物乞う仏陀』(文春文庫)『神の棄てた裸体』(新潮文庫)の著者・石井光太さん。
最新刊は、『レンタルチャイルド』(新潮社)。
インドの路上で物乞いたちが憐みを集めるために抱いた赤子。彼らは、月日を経て成長するにつれ「路上の悪魔」へと変貌を遂げていく。
時は、ちょうどインドの高度経済成長期。ムンバイの町の開発が進むにつれ、路上生活者たちを取り巻く環境も大きくかわり、友情は暴力や死や逮捕によって残酷に引き裂かれている……
本書は、著者が執筆に10年をかけた意欲作です。
今回のトークイベントでは、『レンタルチャイルド』の製作秘話を中心に、石井さんが取材をするにあたって見聞きしてきた裏話をたくさん語ってもらいます。
世界の「底」には何があるのか、どうすればたどり着けるのか、そもそもそれは見るべきなのか否か。
スライドを交えつつ、こうしたことをお話してもらいます。
後半には、客席からの質問もどんどん受けつけ、交流もしていきます。。
トーク終了後は、出演者もお客さんも関係なし、参加自由の交流会に突入。旅の話をサカナに、みんなで飲みましょう。
 
※テーマに合わせた限定スペシャルドリンク&フードも登場!!


【出演】
石井光太(ノンフィクション作家)

片岡恭子(秘境者ライター)
今田 壮(風来堂代表/『放浪宿ガイド』編集)


【日時】
6/5(土)
OPEN 18:30 / START 19:30
※2〜3時間ほどです。


【料金】
前売1200円(+1drink〜)/ 当日1400円(+1drink〜)
食事その他は会場で注文できます。飲み食いしながらお話を聞いていくスタイルになります。


【予約】
電話予約、あるいはメール予約でお願いします。
予約開始は、4月29日(火)スタートです。

・電話予約先
阿佐ヶ谷ロフトA
TEL:03-5929-3445

・メール予約先
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/

※オープンより、前売&予約問わず、先着順に入場となります
※ゲスト著作を会場で購入または持参の方、あるいは民族衣装でご来場の方は100円引!


【出店】
人生をより低迷させる旅コミ誌『野宿野郎』
『旅行人』
旅の本屋 のまど
民族アクセサリー専門店ラパヌイ&民族雑貨の店みんみん
ワールドジャンクション
東京海外旅行研究会
……and more!!


【場所】
阿佐ヶ谷ロフトA
TEL:03-5929-3445
東京都杉並区阿佐谷南1-36-16-B1
JR中央線阿佐ヶ谷駅下車、パールセンター街徒歩2分
http://www.loft-prj.co.jp/lofta/

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神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く』が文庫になりました。
4月24日、新潮文庫として発売になりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

ついでなので、本書成立の裏話を。

処女作『物乞う仏陀』が、たしか05年の10月に発売。
実は、その前からイスラーム圏における性の問題は興味があり、ちょくちょくと取材をしていた。
建前としては06年1月から取材した記録となっているけど、全16話のうち5話ぐらいはその前に取材したものなのである。

最初、僕は1月になってすぐに取材に行き、『物乞う仏陀』と同じ文藝春秋から出そうと思っていた。
しかし、文藝春秋で編集を担当してくれた方が大きな仕事に追われていて、それについて打ち合わせをするスケジュールが組めなかった。

新潮社の足立さんから連絡があったのは、本を出して2、3週間後だったと思う。
『物乞う仏陀』に感銘を受けたので一度会って企画の相談をしたい、というようなメールをいただいたのだ。
で、11月の終わりか12月の初めぐらいに、新宿の椿屋珈琲で会った。
その時に、「いやー、年明け早々二作目の本のためにイスラーム圏を回ろうと思っていまして」という話をした。
そしたら、足立さんが「じゃあ、二作目は新潮社で」と言ってくれ、僕は旅に出たのである。

ただ、この時は、まだ新潮社で出すのかどうかはっきりとはわからなかった。

ところが、海外に行っている間、足立さんから頻繁にメールをもらった。
また、新潮社の別の部署にいる方からもメールやエッセーの依頼をもらった。
で、3月に一時帰国した時に、足立さんと食事に行ったり、別の部署の方と夜中まで飲んだりして、『神の棄てた裸体』の企画を話すようになった。
そんなこんなしているうちに、新潮社とのつながりが強くなっていったのである。

一方、文藝春秋はどうかというと、なかなか話が進まなかった。
担当の方が猛烈に忙しかったのだろう。たまにメールのやりとりはしていたが、具体的な新企画の話にはならなかった。
(あとで聞いたところ、文藝春秋の方は「二作目も文藝春秋から出すのは既定路線」と考えており、あえて触れなかっただけのようだ。ここでお互いの認識のズレが生じたのである。後日新潮社から出すと決まった時、編集の方は「ええ! 上司に怒られる」と叫んでいた)

で、僕が取材を終えて帰国した時には、すっかり新潮社で出すという話になっていた。
このような流れで、新潮社から『神の棄てた裸体』という本が出ることになったのである。

この本のおかげで、色んな繋がりができた。
たとえば『絶対貧困』を一緒にやった光文社のTさんはこの本を読んで声をかけてくれたし、『レンタルチャイルド』の連載もこの本を読んだ『月刊PLAYBOY』の編集長から声をかけてもらった。
講談社の『G2』で一緒に仕事をしているI氏も、この本を読んで話をくれた。
そうそう、今度Webマガジンの連載をやる河出書房『文藝』のTさんもこの本が切っ掛けで会うことになった。
大きな仕事は、ほとんどこの本からはじまっている。
そういう意味では、僕は新潮社の足立さんには頭が上がらないわけで、「姉貴」的存在なのである。

と、まぁ、そんなこんなで、「神の棄てた裸体」という本には、色んな思い出がある。

是非ご贔屓に。

おば捨山伝説というのがある。

研究者たちの間では、おば捨山伝説は「伝説」にすぎないとされている。
昔話としては有名だが、実際にこういう山があったか否かが証明できていないのである。
なので、研究者の間では「伝説」にすぎないのだ。

だが、「山」はなくても、小屋などはあった。
年をとると、老人には「死の不浄」がつく。そのため、けがれたものとして、共同体から外され、老人専用の小屋に住まわされたことがあったのだ。
並列に述べていいかどうかは別にしても、インドには今でも「死を待つ家」のようなものがあるから、世界各地でこうしたものは少なからずあったのだろう。

(女性の場合「血の不浄」ということで、月経の時に「月経小屋」ともいうべきところに閉じ込められていた。それと似たようなものである)

ただ、先日、ちょっと面白い本を読んだ。
『老いと看取りの社会史』(新村拓、法政大学出版局)という本である。
この本の中に、次のようなことが書いてあった。

☆ ☆ ☆

人間が年をとって痴呆になると、知能の低下ばかりでなく、異常行動をするようになる。
徘徊や不潔行為をはじめとして、幻覚や幻聴による明らかに常軌を逸した行為をすることがあるのだ。

かつては、こうした老人が出ると、家庭は完全な修羅場になる。
ただでさえ、貧しい家が、この老人によって振り回され、崩壊してしまうことがあるのだ。

そのため、こうした異常行動をとるようになった老人を「鬼」とみなすことがあった。
家族は、老人が「鬼」になった、あるいは悪いモノに憑かれたと考え、村から離れた所に捨ててしまったり、殺害してしまったことがあった。
実際、近世の民話の中には、百歳を超えた老人が異常行動に出て、それを猟師が弓矢で殺害したという物語がある。

かつて老人がこのように「処分」されていたことがあったのだ。

☆ ☆ ☆

ざっと要約するとこんな感じである。

なるほど、と思った。

実は、こうしたことは今でも外国で行われている。
アフリカのタンザニアやコンゴなどでは、今でも時々老人が「魔女」とされて殺害されることがある。
ど田舎のアミニズムの中で暮らしている人たちが、老人を「魔女」として大量に殺害したというニュースが頻繁にあるのだ。
かつて日本で異常行動をするようになった痴呆老人が「鬼になった」とされて処分されたのと同じように、アフリカでは「魔女になった」とみなされて処分されているのかもしれない。

私たちは「鬼」とか「魔女」とかいうと、「なんだ、架空の物語の話じゃん」と思ってしまう。
だが、その裏にあるものを見つめると、簡単な言葉で片付けられないほどの現実が横たわっていたりする。

わかりやすい世界情勢によって世界を語るのも一つだろう。
目に見える銃撃戦、目に見える暴動、目に見える経済力などでオピニオンを語るのがその典型だ。
だが、実際はそれだけでは語りえないものの方が多い。
現地に足を運んで、人と接すると、つくづくそれを感じる。

それをクローズアップすると、絵空事と言われるが、人間一人に焦点を当てた時はそういうことの方が大きいのだ。
こうしたものを通して、人間あるいは世界を見つめてみるというのも、また一つだと思う。


追記
5月10日スタートの河出書房のWeb連載はこうしたことをテーマにしたものです。
お楽しみに。



老いと看取りの社会史
クチコミを見る

先日、韓国人の若い女性と話をする機会があった。
ナンパではない。取材である。
そこで、韓国人のオトコと、日本人のオトコ、どう違うかを尋ねてみた。色々あるらしい。


その1 連絡

韓国人のカップルは、とにかく密に連絡を取り合うらしい。50回ぐらいは当たり前。
携帯の通話料がかなり安いらしく、メールでなく、電話が基本らしい。一日何十回もかけるのだとか。そして、そのたびに「愛している」とかいうらしい。

たとえば、デートが終わって別れたらその直後にホームから連絡、電車を降りたら連絡、家に帰ったら連絡、風呂に入ったら連絡、寝る前に連絡、朝起きたら連絡……
そんな感じらしい。

それゆえ、韓国人女性が日本人男性と付き合ってまず驚くのは、「連絡のなさ」らしい。
あまりに日本人男性が連絡をしてこないので、「私は遊ばれているに違いない」と考えるのだとか。
もっとも、日本人の恋愛観に慣れると、「たまに連絡をくれるのがうれしくなる」そうなので、これも一種の慣れなのだろう。


その2 約束

日本人はデートの約束をずいぶん前から決める。

たとえば、「来週の金曜日の20時に新宿」と約束をする。
日本のカップルはそれを守るし、それに予定をあわせるのが普通。

しかし、韓国では違う。
会社が終わったら電話をして「おい、今から食事にいくぞ」とか「ホテル行きたいからすぐに会おう」となるらしい。
日本人が突然こんな呼び出しをくらったら、よほど暇な人でない限り、「おいおい、ちょっと待てよ。こっちは別の用事を入れているんだから事前に言ってくれよ」となるだろう。
しかし、韓国人の場合は、恋人にそう言われたらそれに合わせなければならないらしい。

日本人カップルはデートまですべて約束事で決まっている。
しかし、韓国人は感情のおもむくままにデートをする。
そんな感じだろうか。


その3 若さ

韓国人のオトコは若い時はたくましい。
しかし、年をとって30歳を超えたぐらいになると、おっさん化していく。
ファッションにも気を使わなくなり、腹が出てきて、おっさんになってしまうのである。

しかし、日本人は年をとっても若い。
年をとってもジーンズをはいたり、ファッションに気を使ったりする。

男が年をとった場合は、日本人の方が「かっこいい」と見えるらしい。


その4 個性

韓国の男は、ファッションにおいて個性がないらしい。

ブカブカのスーツを着て、一様に髭をそって、紳士的にふるまう。
一方、日本人は自分の体形に合わせてぴちっとしたスーツを着て、髭をのばしたり、眉毛をきったり、スニーカーを履いたり、個性を重視する。

韓国は「平均化」であり、日本は「個性」。
そんなイメージだとか。


その5 写真

結婚したら、韓国ではアイドルのプロマイドのような写真を撮る。

薔薇の庭園で、二人ポーズを決めている姿などを写真におさめて記念写真とするらしい。
結婚しなくても、二人の記念日なんかにやることもあるのだとか。

しかし、日本人はこうしたことを恥ずかしがってやらない。
なぜ個性を重視する日本人が、こんなことぐらいで恥ずかしがるのか。
韓国人女性としては、少々苛立つらしい。


その6 セックス

日本人はバリエーションが多いらしい。

先日、講談社のI氏が「韓国人女性はフェラをしないらしい」と言い張っていた。
だが、幸か不幸か、これは、する、というのが正解らしい。

しかし、ワザのバリエーションが日本人の方が圧倒的に多いとか。
たぶん「体位」とかそんなものだろう。

ちなみに、韓国人が日本に来てドン・キホーテなどでアダルトグッズが売っているのを見てびっくりするらしい。
韓国では、昔日本にたくさんあったような「大人のおもちゃ屋」にしかないのだという。
ちなみに、韓国のコンビニにはエロ本もないらしい。


と、まぁ、若い男女の間には、こういう文化の差があるのだそうな。
良いのか悪いのかわからないが、僕には「1日50回連絡をし合う」のは無理だ。
ぶっちゃけ、「メール一通打つのもかったるい。なんで毎日ご機嫌をうかがわなきゃならないんだ。俺は奴隷か。好きにやらせてくれ」と思うタイプなのである。
まぁ、<女の敵>のようなねじ曲がった性格なのだ。
なので、韓国人女性から上記のことを聞いた時、「こりゃ、韓国人女性と付き合うのは不可能だな」と確信したものだ。

でも、まぁ、逆にいえば、韓国人と付き合いたいと思う日本人女性は、こういう韓国人の恋愛観にこそ憧れを抱くのかもしれない。
国際恋愛をしたい方は、ぜひ頑張ってくほしい。



追記
昨夜のミシマ社のイベント終了後の飲み会で、参加者のSさん(女社長・既婚者)から以下のようなことを言われた。
「石井さんと三島さんは、確実に理想の女性のタイプが高そう。どんな女性をつれてきても、NGとか言いそう。絶世の美女じゃないと満足しないタイプだと思う」
まったくもって、そんなことはないのだが、僕は実によくこう言われる。
しかし、三島さんまでもがそう言われているのには笑った。三島さんは硬派なので、あまり「美女好き」そうには見えないが。しかし、三島さんの奥さんは美人である。昨日も、酔っぱらってのろけていたしなぁー。幸せなのでしょう。
あまりこういうことを書くと、三島さんが読んでいて、後で突っ込まれると困るので、ここらへんにとどめておこう。

しかし、三島さんがご自身のブログで以下のようなことを書いているが、激しいエロ話を何時間も大声でしていたのは僕と三島さんとSさんの三人ぐらいじゃないか? のどがかれているのは、きっとエロ話のせいだろう。非常に楽しい夜だった。飯も泡盛も非常にうまかった。
http://blog.mishimasha.com/?eid=950478

トークセッションを、新宿にある紀伊國屋本店で行います。

タイトルは、「人間をえぐる取材力」。
このセッションでは、僕が海外や日本でした取材の裏側を赤裸々に語ります。

どうやって対象者に会って、話を聞いてきたのか。
その時、どんなことが起きたのか。何を見て、何を感じたのか。
体験を本に書くことにおける葛藤とはどういうものなのか。
本では決して描くことのできなかった体験とは何か。

こうしたことを、2時間ぶっつづけで、ガッツリ話をしていきます。
ご参加された方からのご質問にも答えていきますが、聞き手としてゲストに雑誌や本やラジオで活躍する山崎まゆみさんを迎えます。
山崎さんご自身も、23カ国もの取材をしている方です。温泉関連のベストセラーも出している上に、『ラバウル温泉遊撃隊』(新潮社)というノンフィクションも書いています。
山崎さんとのやりとり、ご参加された方とのやりとりを通じて、人間をえぐり取って描く舞台裏に迫っていければと思います。

以下が詳細になります。

ふるってご参加下さい。
なお、2時間のトークセッションが終了した後、近くの居酒屋でご参加された方との交流会も行います。
トークセッションでは、真面目な話がつづくと思いますが、こちらの交流会ではお酒や食事でもしながら、楽しく話ていきましょう。山崎さんもご参加の予定です。
交流会の参加は、トークセッションが終わった後に、参加希望者をつのります。こちらも、ご興味がありましたら、是非ご参加下さい。



★「人間をえぐる取材力」★
石井光太さんVS山崎まゆみさん
『絶対貧困』『日本人だけが知らない日本人のうわさ』大増刷記念トークセッション


『物乞う仏陀』『神の棄てた裸体』『絶対貧困』『日本人だけが知らない日本人のうわさ』など、話題のノンフィクションを世に問い続ける石井光太さんが、自らの取材手法を赤裸々に紹介。
世界中の貧困・危険地帯を歩き、売春婦、男娼、物乞い、障害者、少年・少女兵などの話を聞き、その実態を淡々と、時にユーモアを交えて書き綴る氏は、言葉や習慣、治安や経済状況がまったく異なる地で、どのように取材対象者と接触し、打ち解け、話を聞くのか?生命の危険にさらされたことはないのか?
ライターの山崎まゆみさんを聞き手に、様々な疑問に答えます。

■日時 5月9日(日) 16:00〜18:00(予定)/開場15:30
■会場 紀伊國屋書店新宿本店 9階特設会場
http://www.kinokuniya.co.jp/04f/d03/tokyo/01.htm
■定員 ◎30名(お申し込み先着順。定員になり次第終了させていただきます。)
■参加方法 ◎入場料:500円(前払い不可。当日会場にて、現金にて承ります。)
◎整理券などは発行しません。事前お申し込みの上、会場まで直接お越しください。
■お申し込み先 紀伊國屋書店新宿本店5階人文書カウンター、またはお電話でお申し込みください。
■お問合せ 代表03-3354-0131(10:00〜21:00) こちらにお電話の上、ご予約をお願いします。

■出演者プロフィール
石井光太(いしいこうた)さん
1977年東京生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。国内外の文化、歴史、医療などをテーマに執筆活動を行う。そのほか、ペンネームでの写真発表やラジオ、漫画のシナリオなども手掛ける。5月18日には『レンタルチャイルド』が待望の書籍化。

山崎まゆみ(やまざきまゆみ)さん
1970年新潟県長岡市生まれ。新聞、雑誌、TV、ラジオなどで温泉の魅力を紹介するフリーライター。現在まで23カ国、800カ所以上の温泉を訪ねる。著書に『ラバウル温泉遊撃隊』『だから混浴はやめられない』など。


■交流会開催
◎トーク終了後、石井光太さん・山崎まゆみさんを交えて居酒屋での「交流会」を予定。直接お話しする機会を設けます。
◎トーク終了後に希望者を募ります。
◎別途、飲食代(約4,000円)がかかります。




12日の夕方をもって、定員に達したため募集を打ち切ってしまいました。
6月5日に都内で別のトークセッションを行う予定です。出来るだけ早くブログやツイッターで告知いたします。
ふるってご参加下さい。


5月から半年ほど、河出書房新社のWebマガジンで海外モノの連載を行います。
2年ほど前に、メールマガジンで一部連載をしたものを大幅に直し、書籍化するための企画です。
5月〜10月ぐらいまで連載し、来年の早い時期に単行本として、河出書房から出版することになります。
もちろん、Webマガジンなので、連載分に関しては、すべて無料で閲覧できます。

内容は、発展途上国における民俗誌ともいうべきものです。

ベトナムでは、枯れ葉剤によって生まれた奇形児を間引くことがありましたが、今なお、現地の人々はその殺された奇形児の幽霊に悩まされています。

エチオピアのストリートチルドレンの子供たちにはある「伝説」がつたわっており、彼らはそれを胸に抱いて生きています。それが彼らの生きる糧となっています。では、その「伝説」とは何でしょうか。

フィリピンの山奥では、いまだに人の肉を食った日本兵の亡霊の目撃談が語り継がれたり、マレーシアでは日本兵に虐殺された現地の人たちの亡霊が目撃されたりしています。
彼らはそれを通じて、どんな日本人像を抱いているのか。

ルワンダでは、虐殺の際、人間の死体は犬に食われたといいます。
現地の人たちの間では、その犬にまつわる様々な話が語られています。それはどういうものなのでしょうか。

イラク戦争の難民たちは、海外に逃げ出しています。中には、お金がなくて売春をしている人も大勢います。
そうした女性たちが身につけているあるお守りと願いがあります。それは何なのでしょう。

などなど。
あまりにも残酷で、あまりにも悲しく、あまりにもせつない話ばかりです。

この連載企画では、途上国の人々の内面をえぐりだし、形にしていきたいと思います。
他の誰ともまったく異なった目線で描く、世界の人々の民俗誌です。これによって、読者の方々の海外の事象に対する見方を180度変えていくような意気込みでやっていきます。
是非楽しみにしていてください。

開始は、一ヶ月後、5月のゴールデンウイーク明けぐらいからのスタートです。



追記
担当は「文藝」の編集者でもある武田君。氏いわく、
「Webマガジンでの、こんな連載はいまだかつてなかったので、まったくの異色モノでしょう。本としても、類書は絶対ありません」
がんばりまっせー。

追記
NHK出版のWebマガジンでも、6月から夏ぐらいからスタートで連載を始めます。
こちらも、追ってお知らせいたしますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

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