2008年08月25日
連載開始のお知らせ

先日も書きましたが連載のお知らせです。
本日発売の『PLAYBOY (プレイボーイ) 日本版 2008年 10月号 [雑誌]
』にて、『地を這う裸虫』という作品を載せています。
これは処女作『物乞う仏陀』のラストにあるインドの話の続編です。
最初にお断りしておきますが、今回は相当ディープな話です。
これまでの作品では、時々ホッとさせるような描写や、明るい描写なんかも織り交ぜてきました。あるいは紀行形式のルポという性格上深さより、幅の広さを重視していたこともありました。来年刊行したいと考えているアフリカを舞台にした作品もそうする予定です。
ただ、今回のインドの話は「これまでの幅広い紀行形式のルポの中の一テーマだけを徹底的に深く掘り下げる」という意図でやっているものです。言ってしまえば、どこまで深くできるかという僕自身への挑戦でもあります。
もしかしたら、お読みになった方の中には「うわっ、もうダメ」と思うようなこともあるかもしれません。
これまた僕が連載をしている『旅行人』の編集長蔵前仁一さんからも昨日メールをいただき、
「すごいレポートだと思います。迫力がありすぎて、途中で読むのを ためらいながら読み終えました」
と言われてしまいました。能天気な僕は勝手にほめ言葉だと思ってますが(笑)。
けど、ぶっちゃけ、僕自身も書いていて音を上げたくなることもあります。ただ、重い世界の現実を描写しつづけることによって、その果てに何か違うものが見えてくるのではないかとも思っています。
それが何なのかは書き終わって見なければわかりませんし、読み終わってみなければわからないことだと思います。ただ、今回の連載を通じて、そこにあるものが何なのかを探る旅をしたいと思っていますし、読者のみなさまにもしていただきたいと思っています。
毎回、ヘビーな文章で申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願いいたします。
追記
今回の特集は「人生が変わる旅の本100」です。
編集後記で編集長の田中さんが紹介されていた「若い時に旅をしないと、歳をとった時に語るべき物語がなくなる」という言葉は、僕も名言だと思います。
旅というのは必ずしも「旅行」のことではなく、人生における挑戦から挫折まですべてを示しているのでしょう。
僕も歳をとって何かを語れるように、今のうちに色んなことに挑戦してかないとと改めて思った次第です。まぁ、あんまり饒舌な老人も迷惑な存在ですので、テキトーに沈黙し、テキトーに語るぐらいがいいのでしょうけど(笑)。
この記事へのコメント
1. Posted by pooh 2008年08月30日 20:11
はじめまして。
「じゃずりんぐ」というジャズを中心に雑多なことを書いているブログのpoohと申します。
石井さんの書いた『物乞う仏陀』の衝撃作にいたく感動しまして、先日記事にさせていただきました。勝手なことを書いています。
申し遅れて申し訳ありません。
僭越ながらURLものせさせていただいています。
このプレイボーイの続編もおもしろそうですね。
『神の捨てた裸体』も読んでみたいです。
今後とも期待しております。
「じゃずりんぐ」というジャズを中心に雑多なことを書いているブログのpoohと申します。
石井さんの書いた『物乞う仏陀』の衝撃作にいたく感動しまして、先日記事にさせていただきました。勝手なことを書いています。
申し遅れて申し訳ありません。
僭越ながらURLものせさせていただいています。
このプレイボーイの続編もおもしろそうですね。
『神の捨てた裸体』も読んでみたいです。
今後とも期待しております。
2. Posted by 石井政之 2008年09月01日 13:28
3. Posted by 石井光太 2008年09月02日 23:56
ありがとうございます。
地を這う裸虫は、第二部以降媒体を変えますが、応援宜しくお願い致します。
地を這う裸虫は、第二部以降媒体を変えますが、応援宜しくお願い致します。
4. Posted by みうら 2009年01月11日 19:37
プレイボーイの連載を見て一瞬でファンになったものです!新潮45での連載も読んでみます!




