『遺体』が新潮文庫として発売されました。

2011年の秋に出した単行本の文庫版です。
文庫版では、「文庫版あとがき」として、登場人物たちのその後についても少しふれました。

震災から三年が経ちます。
時の流れとともに、震災の受け止め方も変わっていくでしょう。
しかし、あの時、震災の悲しみが集まった場所≪遺体安置所≫で、どれだけ多くの人々が何を見て、何を思い、そして職員たちはどういうふうに働いていたのかということを、今もう一度見つめていただければ嬉しいです。

なお、『遺体』の続編とも言うべき『「遺体」それからの物語』は、電子書籍での販売になります。
アプリをダウンロードしていただければ、スマートフォンでも読めますので、「釜石の震災後」の記録も併せてお読みいただければ嬉しいです。