いよいよ、新刊『浮浪児1945− 戦争が生んだ子供たち』(新潮社)の発売が近づいてきました。
正確な発売日は、8月12日です。アマゾンなどではすでに予約も受け付けております。

すでに一部告知していますが、この本の刊行イベントとして、現在以下の二つを予定しています。
二つのイベントの内容は、それぞれまったく別です。1は、戦後の浮浪児とともに生きてきた施設の女性と私が対談しながら浮浪児たちとの実体験を直にお聞きする会であり、2は、僕が書籍の執筆の際に集めた映像、写真、文集などを実際にお見せしながら浮浪児とは何だったのかという全体像をお話しする会です。


1、『浮浪児1945-』刊行記念・石井光太トーク
    石綿裕さんに聞く「終戦直後の子供たち」


  8/9 (土) 15:00 - 16:30
  会場 上野・下谷神社

  戦後の浮浪児たちが流浪した末にたどりついた孤児院(旧)「愛児の家」。
  ここには、100人を超す浮浪児たちが戦後共同生活を送っていました。ここの院長の娘であり、
  12歳の時から浮浪児たちと寝起きをともにし、以来約80年間施設の変遷・浮浪児たちの人生を
  見てきた女性に、石綿裕さん(現在も愛児の家に勤務)がいらっしゃいます。
  『浮浪児1945−』にも登場する女性です。
  彼女に戦後の浮浪児との思い出、孤児院での暮らし、その後の浮浪児たちの人生について、石井光太
  と対談形式で語っていただきます。
  浮浪児たちの70年を同じ目線で見てきた方の貴重な証言です。

  ●申し込み
  http://peatix.com/event/45616/published
  ※チケット代には『浮浪児1945−』一冊が含まれます。(本イベント限定の先行発売です)


2、上野駅の浮浪児たちの証言 − 戦後ノンフィクションから語る彼らの実態とその後

  8/23(土) 13:00-14:30
  会場 朝日カルチャーセンター 新宿教室

  朝日カルチャーセンターにて、石井光太が取材で集めた資料(上野地下道の映像、浮浪児の写真や
  文集)などをお見せしながら、浮浪児の全体像についてご説明いたします。
  ここでご紹介する映像や文章は、基本的には単行本にも未掲載のものになります。
  当時の実際の資料から、浮浪児たちがどんな境遇で、何を思い、どんな暮らしをしていたかということに
  ついて知っていただければ幸いです。

  ●申し込み
  http://www.asahiculture.com/LES/detail.asp?CNO=251840&userflg=0
  ※書籍はついていませんが、会場で販売も行なっています。


来年で戦後70年。集団的自衛権の問題について考えることを余儀なくされている今だからこそ、歴史から葬りさられた浮浪児たちの足跡を追うことで、戦争とは何なのかということをお考えいただく機会にしていただければ幸いです。


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