今日の朝、ふと平均寿命が気になった。

世界の平均寿命は、おそろしいほど上昇している。

http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/image/hpaa200001/fb1010001.gif

第二次世界大戦が終わったあたりからの伸びは怖いほどだ。
やがて食糧難の時代がくるというのも、当然だろう。

では、日本はどうか。
日本も順調に伸びているのだが、以下を見ると、急に下がっている年度があることがわかる。95年、05年、11年だ。ほぼ五年おきぐらい。

http://ecodb.net/country/JP/life_expectancy.html

なぜかわかるだろうか。
それは、それぞれの年に起きたことが要因だ。

たとえば95年は、阪神淡路大震災。
05年は、インフルエンザの大流行。
11年は、東日本大震災だ。

一つの国の平均寿命は、かなり外的要因によって左右される。
それでも、ある程度人口が持ち直しているのは、不慮の出来事をなんとか立て直してきたからだろう。

では、立て直せない場合はどうか。
一つの例としてイラクを見てみる。以下が推移だ。

http://ecodb.net/country/IQ/life_expectancy.html

80年代、イラン・イラク戦争が終わった頃から急激に人口は持ち直す。
だが、湾岸戦争によってガクンと下がり、さらにイラク戦争がはじまるとボーンと下がる。
いま少しずつ持ち直そうとしているが、イスラム国の台頭によってどうなるか。

これは統計に過ぎない。
しかし、統計に見えるような形で平均寿命ががくんと下がることの裏には、大勢の人々が想像もできないような悲しみを体験している。

だからなんだということは、各々が考えることだけど、なんとなく選挙の日にふとそんなことを思った。