『「鬼畜」の家」〜わが子を殺す親たち』の発売が残すところあと二日になりました。
(都内の大型書店とかは、明日ぐらいからならびはじめるかもしれません)

今回の本は、主に虐待によって親が子供を殺した三つの事件を取り上げています。
これら親が自分の子供を殺害するというショッキングな事件は、いずれもマスメディアによって大々的に報じられました。

今回はそれらの事件は何だったのかということを知っていただくため、事件のニュースをご紹介いたします。
マスメディアが報じたニュースは次の通りです。


厚木市幼児餓死白骨化事件(ネグレクト)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201510/CK2015102302000136.html

下田市嬰児連続殺害事件(嬰児殺し)
http://www.sankei.com/region/news/150526/rgn1505260051-n1.html

足立区ウサギ用ケージ監禁虐待死事件(身体的虐待)
http://www.sankei.com/affairs/news/150530/afr1505300004-n1.html

ただし、事件によって起きたことは表面的な事象にすぎません。
事件のあった家庭を三代までさかのぼると、報道ではわからなかった事実が明らかになってきます。

彼らは本当に「鬼畜」なのか。
なにが、彼らを殺人者にさせたのか。

殺人事件におけるもっとも重要な問いに、この三つの事件を通して向き合いたいと思っています。

なお、この本に発売に当たって三省堂書店池袋本店でトークイベントが開催されます。

場所 三省堂書店池袋本店
日時 9月2日 19時〜
条件 書籍の購入
詳細 http://ikebukuro.books-sanseido.co.jp/events/1382

なんと、小説家の相場英雄さんが聞き手役になってくださいます。
実は、相場さんとは5年くらい前に知り合いました。ある編集者に紹介され、四谷で飲んだのです。
たしか東日本大震災があったばかりの頃で、相場さんも精力的に取材されていて、そういう話になったのを覚えています。
相場さんは拙著『遺体』をあちこちで薦めてくださり、その後、相場さんが『共震』という震災をテーマにした小説を出した時は、私が解説を書かせていただきました。
相場さんは元時事通信の記者で、あらゆる取材にものすごく詳しい方です。
二人で、拙著を題材に、事件とは何か、取材とは何かということを語りたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。