今年の11月下旬(おそらく第四週目)に、東日本大震災の6年目のルポを書くために取材をしょうと思っています。
原稿については、『遺体』と同様に、「新潮45」という月刊誌に発表いたします。

今回のテーマは、
「ご遺族(特に未だにご家族のご遺体が見つかっていない)にとっての6年間」
になります。

拙著『遺体』では、見つかったご遺体やご遺族を、いかに町の人が支えたかということがテーマでした。
一方で、現実には、震災から6年が経とうとしている今も、たくさんの犠牲者が見つかっていない状況です。
病死などであれば「喪」というものを通して少しずつ故人の死を受け入れていきますが、遺体が見つかっていない、葬儀ができなかったなど特別な理由から、いまだにそれができない方も数多くいらっしゃるでしょう。

では、そうしたご遺族は、この6年間何を思い、どのように犠牲者を弔い、乗り越えようとしてきたか。あるいは、乗り越えられなかったものとは何なのか。
いわば、「喪」ができない、「喪」すら許されないご遺族が何を思って六年を過ごしてきたかが主題になります。
そうしたことを、直接ご遺族にお会いしてインタビューさせていただきたいと思っています。

今回、インタビューをお願いしたいと思っている方は以下になります。

・ご遺体が見つかっていない方のご家族、ご親戚、ご友人様
・ご遺体は見つかっているけど、発見までに3か月以上の時間が経った方
・ご遺体は見つかっているけど、自分にとっては「喪」が済んでいないという思いを抱いている方
・ご遺体が見つかっているにせよ、いないにせよ、いまだに死を受け入れられない方
・あるいは、インタビューというものを通してご自身のことを語りたい方

予定では、釜石市に拠点を置いて、主に岩手県内の方々にインタビューをしたいと思っています。
(車で移動していますので、釜石市から離れていても問題ありません)
もしこうしたインタビューに応じても構わないという方がいらっしゃいましたら、どうか私のところまでご連絡いただけないでしょうか。
改めて取材の趣旨をご説明させていただいた上で、匿名などのご希望があればお聞きしたいと思っています。

一応、釜石に拠点を置いて岩手県内で取材、と書きましたが、たとえば内陸の盛岡や花巻などにお住いの場合でも、日程を合わせてお目にかかることはできますし、東京近郊であれば上記の日程とは別にご都合の良い日にお目にかかることは可能です。
(たとえば、震災二年目のルポの時は、都内在住の方や、関西在住の方への取材も何度かしました)

従って、まずはご連絡をいただければ嬉しいです。
連絡先は、以下になります。

石井光太
kota_ishii@yahoo.co.jp
もしくは
postmaster@kotaism.com

その際は、以下をお書きいただけると嬉しいです。

・お住まいの場所(インタビュー可能な場所)
・家族構成と、犠牲になった方との関係(犠牲者が親戚やご友人であっても構いません)
・インタビューにあたってご希望されること

何卒よろしくお願いいたします。