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<title>石井光太 － 旅の物語、物語の旅 －</title>
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 <title>石井光太 － 旅の物語、物語の旅 －</title>
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<title>店員にまつわる質問</title>
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<description>先日、ある女性と話をしていた。
その時に、なぜかレジで働く女性の話になった。その時、僕は何気なくこういった。

「コンビニでもスーパーでも、なぜレジの女性ってお釣りのお金を渡す時に、手を触ってくるのかね。あれは、サービスのつもりなのかね？」

すると、そ...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-07-03T01:46:44+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[先日、ある女性と話をしていた。<br>
その時に、なぜかレジで働く女性の話になった。その時、僕は何気なくこういった。<br>
<br>
「コンビニでもスーパーでも、なぜレジの女性ってお釣りのお金を渡す時に、手を触ってくるのかね。あれは、サービスのつもりなのかね？」<br>
<br>
すると、その女性が目を丸くしてこういった。<br>
<br>
「は？　レジの女性はそんなことしませんよ。一々手を触るわけないじゃないですか。レジの女性に触られたことなんてないですよ」<br>
<br>
僕はそれを聞いてびっくりした。<br>
どう考えても、コンビニでもスーパーでも本屋でも、お釣りやレシートの受け渡しの時に手を触ってくるじゃないか。<br>
具体的にいえば、お釣りを受け取ろうとして手を出すと、左手を下からそえるようにして、右手でお釣りを渡しながら触れてくる。<br>
実際、僕のいく店はどこでもそうだし、先日関西に一週間ほど出張にいっていたのだが、京都でも大阪でも名古屋でも触られた。しかし、その女性は「触られたことない」というのだ。<br>
<br>
一体なぜか？<br>
<br>
推理１<br>
レジでは、お釣りやレシートを渡す時に手を添えろと言われている。<br>
しかし、女性のレジ係の場合、お客が女性なら一々手に触れることはしない。女が女の手に触れるのは変だろうという判断で触れていないのだ。男の客の場合のみ、「サービス（真心をつたえるためという意味）」で触る。<br>
（ちなみに、男のレジ係に男の僕が手をふられることはあまりない）<br>
<br>
推測２<br>
レジの受付の女性が、ことごとく僕に一目ボレして、思わず手を触ってしまう。<br>
<br>
推測３<br>
僕がヘンタイで、無意識のうちに自分から触っている。<br>
<br>
考えられるのは、このうちどれかといったところだろう。<br>
推測３はありえないので、推測１か推測２かということになる。個人的には推測２でまったく問題ないのだが、残念ながら可能性として一番高いのは、推測１である。<br>
このナゾについて誰か知っていたら教えてほしい。<br>
<br>
お店についての疑問といえば、もう一つある。<br>
喫茶店でコーヒーを頼んだ時のことである。<br>
<br>
喫茶店でコーヒーを頼むと、ほぼ確実に持ち手の部分を左側に向けて出される。つまり、左手でコップをもって飲むように仕向けられるのだ。<br>
僕は右利きなので左に向けられるとすごくもちにくい。そのため、かならず一度カップを反対に回してから、右手でもって飲むようにしている。<br>
ちょっと前に、某出版社の編集者と喫茶店に行った時にそれを言った。だが、彼はそれを知らなかったらしく、「光太さんのいつものへんな勘違いですよ。そんなことないっすよ」と言われてしまった（彼は、これまでの経験から、僕がいい加減な思いつきばかりで話をしているように思っているふしがあり、あまり信じてくれない）。だが、それから注意して見てみると、やはり左手で持つようにカップを置かれる。ちゃんとした喫茶店であればほぼ確実に左側を向けるのである。<br>
<br>
で、先日それを知り合いに言ってみた。するとその人はこう言った。<br>
<br>
「私は右利きだけど、左手でカップを持ちますね。右手で本を読んでいたりするので、左手でカップをもってコーヒーを飲むことが多いんです。だから、お店の人も左手でもてるようにしているのではないでしょうか」<br>
<br>
うーむ。<br>
一般の人は左手でカップをもって飲むものなのだろうか。そして、お店の人もそれを配慮して左手でもてるようにしているのだろうか。<br>
<br>
また、別の女性はこうも言った。<br>
<br>
「右手でスプーンをつかってまぜて、左手で持ち手をもって飲むんじゃないですか」<br>
<br>
うーむ。<br>
もしそうだとしたら、僕はブラック派なので、まったく意味がないということになる。<br>
とにかく、とても疑問である。<br>
これについても、ご存知の方がいたら教えてもらいたい。<br>
<br>
なんか、今回は質問ばかりになってしまった。<br>
仕方ないので、一点みなさんに面白い情報を教えよう。<br>
女性のバストについての情報である。<br>
「また、そんな下ネタか。おまえ、下ネタばかりで飽きないか」と言われるかもしれないが、みなさん、最近の若い女性の乳房がどれぐらい大きくなっているかご存知だろうか。<br>
よくオッサンが「最近の若い子は成熟しとるな」なんて言っているが、実際にどれだけ成熟しているかはあまり知られていない。実は、たった25年で以下のような高度成長を遂げているのである。<br>
<br>
1980年<br>
Ａカップ　58.6％<br>
Ｂカップ　25.2％<br>
Ｃカップ　11.7％<br>
Ｄカップ　4.5％<br>
<br>
1990年<br>
Ａカップ　32.3％<br>
Ｂカップ　30.5％<br>
Ｃカップ　24.1％<br>
Ｄカップ　12.8％<br>
Ｅカップ　7.8％<br>
Ｆカップ　1.1％<br>
<br>
2004年<br>
Ａカップ　10.2％<br>
Ｂカップ　27.8％<br>
Ｃカップ　27.8％<br>
Ｄカップ　21.5％<br>
Ｅカップ　10.0％<br>
Ｆカップ　2.1％<br>
Ｇカップ　0.6％<br>
<br>
※トリンプ調査データ<br>
<br>
たった25年でこれだけの成長があるとは驚きではないだろうか。<br>
（思い返してみれば、僕がこれまで付き合った女性の中でＡカップの人は3人しかいなかった）<br>
そう考えて見ると、日本人女性の成長はすこぶる著しいのだろう。<br>
ついでに言えば、現在日本で豊胸手術を受けている人の数は、年間約3万人ぐらいだそうな。アメリカは、30万人である。これを多いと見るか少ないと見るかは、みなさん次第である。<br>
<br>
というわけで、女性のバストにまつわる面白いネタを教えてあげたので、僕にも「レジ」の情報と、「喫茶店」の情報を、誰か教えてください。<br>
]]>
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</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51357351.html">
<title>平均の印象</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51357351.html</link>
<description>知り合いの医者が東大の学生たちの身体検査をやったそうな。
彼は「あくまでも印象にしか過ぎないが」と前置きをしてから、次のようにつづけた。

「東大生はアトピーが多いように思える。身体検査の印象でしかないのだが、なぜかそういう感じがするんだ」

僕の周りに...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-06-24T23:00:18+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[知り合いの医者が東大の学生たちの身体検査をやったそうな。<br>
彼は「あくまでも印象にしか過ぎないが」と前置きをしてから、次のようにつづけた。<br>
<br>
「東大生はアトピーが多いように思える。身体検査の印象でしかないのだが、なぜかそういう感じがするんだ」<br>
<br>
僕の周りには、大体２、３０人の東大卒業者がいる。このうち、５人ぐらいがアトピーである。<br>
このことを知り合いの東大卒業者に言ったら「そんな感じはしないけどなー」と言っていたので、僕やその医者のまわりがたまたまそうだっただけかもしれない。<br>
（ちなみに、僕も子供のときに軽いアトピーだったが、悲しいかな、東大の「と」の字もなかった）<br>
このアトピーの話が真実かどうかは別として、ちゃんと統計を取ってみれば、ある程度の病歴の傾向は明らかになるかもしれない。たとえば、東大生と中卒の人を100人ぐらい集めて、病歴とか、ハゲ率とか、胸の大きさとか、体脂肪率とかはかってみたら、いろんな「差」がでてくるだろう。<br>
<br>
これと似たようなことで言うと、僕は風俗で働く女性のペットについても、持論がある。<br>
昔、僕は今のような仕事をする前に医療系の会社の立ち上げに携わったことがあった。その時の関係で、何百人という風俗嬢とかかわりを持つことになった。また、その後『神の棄てた裸体』という本を描くために、アジアやアフリカの売春婦たち数百人と仲良くなった。<br>
その時の印象でしかないのだが、次のようなことが言える。<br>
<br>
「風俗で働く女性は、ペットを飼っている人がすごく多い。特に、なぜか猫を飼っている女性が多い」<br>
<br>
もちろん、統計を取ったわけではない。<br>
だが、彼女たちと話をしていると頻繁にペットの話がでてくる上に、なぜか犬ではなく、猫を飼っているように思うのだ。<br>
これは海外でも同じで、売春宿で住み込み取材なんかをしていると、たいていみんなで何匹か猫を飼っている。<br>
理由はよくわからないけど、印象としてすごくそう思う。ちなみに、捨て猫を拾っている人が多い気がする。<br>
なんでだろー、と思うのだが、頻繁にそういう光景を目撃したり、聞いたりするのである。<br>
<br>
ついでに言うと、風俗で働く女性の印象として、「潤んだ目をしている」とか「人をじっと見てくるのに、視点がなぜか僕に合っていないような気がする」とか「いじめられた経験のある子が多い（いじめっ子はキャバクラやクラブなどに多い）」などというものもある。<br>
こちらも、なぜなのかよくわからないけど、すごくそういう印象があるのだ。<br>
そんなことを思っていたら、先日ＨＩＶ取材をしている最中に、ゲイの方から面白い話を聞いた。<br>
<br>
「ゲイ同士だと、誰がゲイかはすぐにわかるんです。髪型とか、視線とかもありますが、そのうちの一つとして、『目が潤んでいる』というのがあるんです。なぜか濡れた目をしている人が多いんですよ」<br>
<br>
僕はこれを聞いて、ふと上記の風俗嬢のことを思い出した。もしかしたら、どこかに通ずるものがあるのかもしれない。<br>
<br>
もう一つ別の話をしよう。<br>
<br>
これまた仕事の関係で、自殺未遂をした人たち数十人に会ったことがある。<br>
自殺者のほとんどがうつ病や統合失調症などを患っているという統計はでているが、僕が会った人たちも9割がそうだった。半分ぐらいが生活保護を受けていたり、障害者手帳をもっていたりした。<br>
その時、僕は次のような印象を受けた。<br>
<br>
「特に女性に言えるのだが、なぜか内股で歩く人が多い。また、話をしていて時々一瞬だけ白目になる人が多い」<br>
<br>
※むかし、なんかの医学書で精神疾患のひとつとして「一瞬白目をむく」という症状がのっていた記憶があるのだが、それが何なのか忘れてしまった。もしかしたらそれと関係あるのかもしれない。<br>
<br>
先日たまたまそんな話を精神カウンセラーにした。すると、彼もまたこう言っていた。<br>
<br>
「たしかにそれはありますねー。かなり病んでいている人は、なぜか内股で歩く人は多いですよ。すわっていても足が内側を向いていますね。それと、女性の場合、変なところに一点だけピアスをしている人もいます。ピアスというのも一種の自傷行為なんですが、耳にたくさんしている人はそれで自殺未遂願望を満足させている。けど、本当に自殺未遂をする人って、なぜか耳には一つしかしていないのに、舌にピアスをしていたり、胸や乳首や性器にしていたりするんです。耳にたくさんピアスをしている人より、一点だけ変なところにしている人の方が要注意ですよ」<br>
<br>
もちろん、ここに書いたのは、僕の意見も、医者の意見も、カウンセラーの意見もすべて、根拠のない「印象」に過ぎない。<br>
たとえば、みなさんの中には「政治家にハゲが多い」とか「坊さんはスキンヘッドが多い」という印象があると思うが、残念ながら、僕は政治家でも坊主でもない。（「ハゲにエロ男が多い」という噂には合致していると思うが）それと同じように根拠のない話である。<br>
だが、しかしこういう印象というのが、意外に真実だったりすることもある。<br>
<br>
で、僕は思った。<br>
ちょいとこのような調査をしてみたら面白いのではないか、と。<br>
<br>
で、先日Ｓ社の雑誌でアンケート企画が通ったので、ついでにやってみようとしたら、ヤバイ調査はすべて「差別」として排除され、まるーい無難なアンケートしかできなくなってしまった。<br>
うーん。<br>
Ｓ社での企画はそれはそれとしてやるけど、こういうギリギリの「統計」というのはいつかやってみたい。<br>
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51352665.html">
<title>我、不謹慎なり</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51352665.html</link>
<description>むかーし、出入りしていた事務所に空き巣が入った。
なぜかそこで僕が対応することになり、警察に通報した後、鍵を付け替えるために鍵屋を呼んだ。ピッキングされたので、鍵を取り替えなければならなくなったのだ。
鍵屋は、何種類かの鍵をもってきて、どれがいいか、と言...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-06-14T14:46:16+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[むかーし、出入りしていた事務所に空き巣が入った。<br>
なぜかそこで僕が対応することになり、警察に通報した後、鍵を付け替えるために鍵屋を呼んだ。ピッキングされたので、鍵を取り替えなければならなくなったのだ。<br>
鍵屋は、何種類かの鍵をもってきて、どれがいいか、と言った。ピッキング防止用の鍵とか色々とあって値段もそれなりに違う。僕がどれがいいのかと尋ねたら、鍵屋はこういう。<br>
<br>
「鍵は圧倒的にイスラエル製ですよ。ここが群を抜いて一番です。ちょっと高いですけどね」<br>
<br>
なぜイスラエル製？<br>
問い詰めてみると、どうやらイスラエルが頻繁に戦争をしていることに理由があるそうだ。<br>
戦争をするというこは、軍需産業が育つわけで、当然「鉄」関係の産業が発展する。さらに、戦争においてもっとも重要なのがセキュリティの問題だ。それゆえ、「鍵」やコンピューターのセキュリティ関連のソフトなどは、群を抜いて戦争ばかりしているイスラエルがつよいのだという。<br>
<br>
でも、考えてみれば当然である。<br>
戦争になれば、国が膨大な開発費用を企業につぎ込む。それゆえ、その企業の技術力は飛躍的に進歩する。<br>
日本だってそうだった。戦後いち早く、「メイド・イン・ジャパン」を有名にしたニコンだって、戦争中にスコープや爆弾や魚雷の計算機をつくって技術を伸ばし、それで名機ニコンＦをつくって世界に躍り出たのだ。これは腕時計などファッションブランドだって同じことで、戦争というのは産業を成長させるものなのである。<br>
<br>
ただ、ニコンや三菱重工が戦争によって成長したのは想像できる話だ。<br>
では、エロ産業はどうだろう。そう、たとえば、戦前からあったコンドーム会社オカモトなんかはどうなっているのか。<br>
<br>
オカモトの歴史を紐解くと色々と、ちょっと変わった歴史が明らかになる。<br>
戦時中、日本政府はオカモトを軍部に吸収し、コンドームを大量生産させていた。なんと、当時オカモトは「陸軍の軍需工場」だったのである。<br>
ただ、ここでつくられていたコンドームは避妊用ではない。兵士の性病予防である。戦地に送った兵士たちがあっちこっちでセックスをしまくって、淋病やら梅毒やらにかかってしまう。それを防ぐために、オカモトにコンドームをつくらせて兵士に配っていたのである。<br>
まったく、なにが「軍需工場」だ、と笑ってしまいたくなる。<br>
<br>
しかも、この時つくられたコンドームの名前が面白い。<br>
<br>
「突撃一番」<br>
<br>
である。<br>
いったい、どこへ突撃するつもりなのだろうか……<br>
もう一つは次のような名前だ。<br>
<br>
「鉄兜（てつかぶと）」<br>
<br>
いったい、何のための「兜（かぶと）」のつもりなのだろうか。<br>
当時の軍部のお偉方が一つのテーブルについて、「『突撃一番』がいい」とか「『鉄兜』にすれば士気の高揚にもつながるはずだ」なんて言っていたと考えると笑ってしまう。思わず、東条英機のハゲ頭にコンドームを被せてみてたくなる。<br>
しかし、オカモトだってああいう時代を経ているからこそ、戦後世界的なコンドーム製造会社になったのだろう。<br>
<br>
いま、某出版社で戦争関係の取材しようかどうか検討している最中なのだが、不真面目な僕は戦争は戦争でも、こういう「戦争」にばかり興味を抱いてしまう。<br>
今だって編集者と話し合っているのは、「原爆投下直後のパンパン（売春婦）の歴史」とか「傷痍軍人の物乞いたち」とかそういうものだ。まじめな原爆の話には関心がないが、原爆投下直後に焼け野原で働いていた娼婦や、原爆病の買春客なんかには興味があるのだ。<br>
先のコンドームにしたってそうだ。軍があれだけコンドームをつくっていたのなら、それだけ性病感染者も多かったことになる。当時は性病を悪化させると、手術で金玉ごと取られてしまうこともあった。戦地では、その手術をしていたのが軍医であり、衛生兵であり、捕虜収容所の医者たちである。<br>
でも、これって考えてみたらすさまじい光景ではないか。たとえば、こんな感じである。<br>
<br>
20歳前後の若い兵士は数ヵ月後には特攻隊にいくことに決まっている。そこで現世の思い出に女を抱く。が、残念ながら、そこで性病をもらってしまう。<br>
若い兵士は股間を押さえ、七転八倒して苦しむ。やがて毒素は根元の方にまで回る。<br>
衛生兵は「無念」とつぶやいて、金玉ごと毒素を摘出することにする。若い兵士は特攻隊へいくことが決まっているにもかかわらず、泣いて「金玉だけは勘弁してください」と叫ぶ。しかし、衛生兵は「ええい、特攻へいく奴が金玉ひとつぐらいで女々しいこというな」と叫んで、麻酔無しで金玉を抜き取ってしまう。<br>
若い兵士は種無しになりながら特攻の日を迎える。種無しの日本男児である。彼は胸の奥に弾除けのお守りとして母親が用意してくれた「女の陰毛（当時はこれがお守りだった）」を忍ばせて零戦に乗り込み、アメリカの空母につっこみながら、「おかあさん、さようなら」と叫んで花と散る……<br>
<br>
どうだろう。仮説にすぎないが、すさまじい話ではないだろうか？<br>
こういうところにこそ、「戦争の真実」や「オカモトという企業の存在価値」あったりするのである（と、僕は確信している）。<br>
<br>
とはいえ、どうも僕が興味を抱くのは、このように不謹慎なところばかりだ。<br>
これは今までやってきた海外ルポにしても同じで、青少年のための貧困問題なんてあんまり興味がないが、「物乞いはどこでセックスしているのだろう」ということには関心がある。<br>
そんなこんなで書いた本が『絶対貧困』で、発売２ヵ月ですでに５刷２万部以上売れているわけだから、少なからずそういうことに興味を抱いている人は多いということになる。<br>
<br>
おかげで、どこぞやの批評家にガキの発想だの、品がないだの言われたりすることがあるけど、僕自身はそういう「俗的視点」こそ一番面白いと思うんだけどなー。]]>
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</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51351179.html">
<title>かなわなかったペンネーム</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51351179.html</link>
<description>メディアで仕事をすると、否応にも自分の名前が出てしまう。
これが嫌な人は「ペンネームを使う」という手がある。実際、大勢の人がそうしているだろう。テレビに出たりしない限り、名前さえ隠しておけばなんとかなるものだ。

だが、ペンネームというのは最初が肝心であ...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-06-11T02:49:21+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[メディアで仕事をすると、否応にも自分の名前が出てしまう。<br>
これが嫌な人は「ペンネームを使う」という手がある。実際、大勢の人がそうしているだろう。テレビに出たりしない限り、名前さえ隠しておけばなんとかなるものだ。<br>
<br>
だが、ペンネームというのは最初が肝心である。<br>
最初に本名をつかって、後からペンネームにするというわけにはいかない。<br>
僕の場合、ペンネームをつけようかな、と思っていたら、文藝春秋の局長さんと最初に会った時に「いい名前だ。本名でいけ！」と言われ、そのままやることになってしまった（立場的に「いや、ペンネームで」と言える状況ではなかった）。<br>
それ以来、本の仕事は本名でやることになり、生き恥をさらして今に到っている。<br>
<br>
本名でやることには不都合も多い。<br>
プライベートで美しい女性に出会って「何をやっているんですの」と尋ねられれば、「いや、インドで四肢のない人と暮らしたりしておりまして」とか「ストリートチルドレンの女の子と一つのベッドで眠った時のことを書いております」と答えるわけにはいかない。ドン引きされ、「狂人に違いない」と思われて、ジ・エンドである。<br>
しかし、本名で文章を書いていれば嘘をつくわけにもいかない。本心では、「海外を回っていて、ちょっと文筆など。ま、なんですな、世界もグローバルな時代になっおりますよ。はははは」と言って＜かっこいい男＞を演出したい。だが、その女性がその夜自宅で「石井光太」と検索すれば、変な過去が出てきてしまう。<br>
やむなく、本当のことをいわざるを得ない……。で、当然ながら、美女は遠ざかっていく。<br>
つらいことだ。<br>
<br>
ただし、悪いことばかりでもない。<br>
思わぬ、出会いや再会がある。<br>
<br>
大きな仕事をしたりすると、かなり大勢の人が見たり読んだりすることになる。<br>
その中には、昔の知り合いなどもいて、時々声を掛けてくれる。こうして果たされる偶然の「再会」というのが意外に多いのだ。あるいは、ここからまったく無関係だった人と人とがどんどんつながっていって、大きなネットワークになることもある。<br>
<br>
ここ一カ月の間にも何件かあった。<br>
しかも「先生」つながりが多い。<br>
<br>
そのうちの一件は、中学時代の国語の先生だ。<br>
ある日、突然その先生から「著者名に石井光太とあるが、コータじゃないか」というメールが来た。17年ぶりぐらいだろうか。たまたま、本屋で手にとって気がついたんだそうな。<br>
しかし、国語の先生に本を読まれるというのは、非常に恥ずかしい。なんか、「添削」されそうな気持ちになる。<br>
そういう意味では本来出版社の校閲者に読まれる方が緊張するはずなのだが、昔の「先生」のイメージが強烈にあるためか、なんか緊張するのである。夏に会う約束をしているが、たぶん、その時まで何を言われるかドキドキすることになるだろうと思う。<br>
「コータ！　あの文章は駄目だ。もっと練習しろ」と言われれば、「はいっ、すみませんです」としか言えないだろうなー。<br>
いつまでたっても先生は先生なのだろう。<br>
<br>
もう一件は、数日前のことだ。<br>
小学校の同級生の女の子からメールがあったのだ。20年ぶりである。<br>
彼女も学校の先生になっていた。生徒のために本を取り寄せたところ、僕の名前と写真に気がついたのだそうだ。<br>
彼女とは小学生の高学年の時に同じクラスで、隣の席だった。<br>
彼女がいうには、小学生時代の僕の印象は「天真爛漫」なんだそうな。僕が自分の母親のことを「なっちゃん」と呼んでいて、それで担任の先生に怒られていたのを憶えていたという。「母親のことはお母さんと呼べ！」と叱られていたのだろうか（僕にその記憶はない）。まったく、マヌケな小学生である。<br>
<br>
逆に、僕は彼女の思い出として、「薄いピンクの洋服」がある。なぜかわからないけど、隣の席で、薄いピンクの服を着ている印象があるのだ。姿勢が正しく、寡黙で、知的な感じがしていたのを憶えている。<br>
小学生の頃の僕は、なぜか「薄いピンクの洋服」にドキッとしていた。小学生というのは、意味もわからぬものに「ドキッ」とする意味不明な生き物なのである。まったく、わけがわからない。<br>
ともあれ、あの時の子が、先生になって教鞭をふるっていると聞いて、なるほどなー、と感慨深かった。<br>
こういう再会は本当にうれしい。<br>
<br>
そんなこんなで、懐かしくなって、押入れから小学校時代の卒業アルバムをだして、ペラペラめくっていた。<br>
すると、「卒業文集」を見つけてしまった。小学六年生の僕が書いた「将来」として次のような言葉があった。悲しいほど日本語がおかしいが、恥ずかしながらそのまま記す。<br>
<br>
「しょうらいやりたいことは、ひこうきの、パイロット（むり）と船に、のったり陸で、やることは、小さいきがするから、むりだけど、うちゅうひこうしになりたいです」<br>
<br>
なんつー日本語だろう。小学六年生のものとは思えない。われながら馬鹿すぎる……<br>
しかし「飛行機のパイロット」「宇宙飛行士」が夢だったとは覚えていなかった。<br>
（言い訳をすれば、この一年後の中学一年の時、文章を書く仕事か、映像関係の仕事につこうと決心した）<br>
<br>
小学生6年生の僕が、今の自分を見たら、どう思うのかなぁ。<br>
「陸で、やることは、小さい気がする」と書いていたぐらいだから、「へ、セコイ大人になりやがって」と思われるかもしれない。<br>
けど、言い訳かもしれないが、僕は小学6年生の「僕」にこう言いたい。<br>
<br>
「そりゃ、セコイ大人かもしれないけど、これでも、僕だって死に物狂いで一生懸命やっているんだぜ」<br>
<br>
ま、この言い訳は、＜大人の常套句＞なのだけど。<br>
<br>
でも、小学生の頃の「僕」に馬鹿にされるような大人にだけはなりたくないなー。<br>
せめて、パイロットや宇宙飛行士よりも大きな仕事をやってのけて、20年前に小学生だった僕を驚かせてやりたい。「あの時は、パイロットを目指していたけど、今はそれに負けじと劣らぬ仕事をやっているんだぞ」と言いたいのだ。少なくとも、その大志だけは捨てまい。<br>
<br>
というわけで、がんばろっと。]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51348971.html">
<title>樹海！</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51348971.html</link>
<description>前回、このブログで樹海のことをちょっと書いたら、その後何人かにそれについて色々と訊かれた。
客観的に考えて、富士山の樹海へ手ぶらで行って迷うなんて、間抜けすぎると思われたのだろう。当然である。

ただ、言い訳をすれば、これは僕のせいではない。

少し前の...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-06-06T02:18:29+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[前回、このブログで樹海のことをちょっと書いたら、その後何人かにそれについて色々と訊かれた。<br>
客観的に考えて、富士山の樹海へ手ぶらで行って迷うなんて、間抜けすぎると思われたのだろう。当然である。<br>
<br>
ただ、言い訳をすれば、これは僕のせいではない。<br>
<br>
少し前のことになるが、その編集長がちょっと怖い雑誌を創刊することになった。<br>
そこで何かアイディアはないかと言われたので、僕が何の考えもなしに「樹海の話をやってみましょうよ」と提案した。すると編集長が、「面白そうだね。行ってみよう」といいはじめたのである。<br>
<br>
僕、編集長、編集者、漫画家<br>
<br>
男四名である。<br>
<br>
この日は、朝八時に出版社に集合だった。<br>
が、この編集部では何冊か雑誌をつくっており、前日に校了だった。<br>
そのため、編集者は雑誌の校了に没頭されて何も調べる時間がなく、「ま、行けば何とかなるだろ」ぐらいの気持ちでピクニック気分で出発したのである。<br>
（最悪なことに、僕も漫画家も編集長も「編集者が何とかしてくれているだろ」と思い、何一つ調べていなかった）<br>
<br>
で、樹海に到着。<br>
<br>
当然、あまりにも広すぎる樹の海を前にして、どこが自殺のメッカなのかすらわからない。<br>
「とりあえず入ってみるべ」ということで道脇に車を止めて森の中を30メートルぐらい進んだ。この時は、大体の方角でもとの道に戻れるはずだった。<br>
<br>
しかし、である。<br>
<br>
たった30メートルぐらいしか進んでいないのに、右も左もわからなくなってしまったのである。<br>
「こっちが道だ」といって進んでも、全然もとの道につかない。それこそ森の迷宮で、すべての風景が同じに見えるのである。<br>
<br>
一同、樹海をなめていた！　と後悔したが、ときすでに遅し。<br>
四人でまとまって歩くと、120㌫方向感覚を失ってしまうので、三人がバラバラの位置に立って動かず、一人が歩き回って道を探すことにした。<br>
お互い叫びあって居場所を確認しながら、少しずつ方向を確かめていったのである。<br>
だが、それでもまったく方向がつかめない。<br>
360度同じ光景にしか見えないのだ。<br>
<br>
嗚呼、ついに迷い込んでしまった。俺ももはやこれまでか！<br>
<br>
みんな絶望にくれ、死を覚悟した。<br>
と、そんな時、偶然に編集者が山道を発見。<br>
なんとか助かった。<br>
<br>
が、これで懲りないのが、僕たち四名の悪いところである。<br>
<br>
その後、レストランで食事をしながら、「さて、どうしようか」ということになった。<br>
とりあえず地図がなければ、探索しようにもできない。そこで、編集者が編集部に電話して、アルバイト君に「近くの三省堂本店へ行って『樹海の歩き方』という本を買ってきて、自殺のメッカをさがしてくれ」と指示。<br>
僕はそれを聞きながら「本屋にいったって、そんな本が売っているわけないっすよ」といったが、編集者は「いや、あるでしょう。あの本は意外に売れてますから」という（そんな本が売れるわけがないし、本屋の棚に常備されているわけがない）。<br>
で、僕たちはのん気に焼き魚の定食を食っていた。すると、アルバイト君から電話があり、「やはり、なかった」とのこと。<br>
一同がっくりである。<br>
<br>
すると、今度は編集長が巻き返しを図った。<br>
「樹海のプロ」と称する人に電話をして、スポットを聞いたのである。<br>
だが、当たり前だが、スポットを聞いたところで地図がなければ、そこへ行くことができない。<br>
そこで、またアルバイト君に電話をして、ネット上にある地図をデータにして携帯に送るように指示。だが、送られてきたデータは携帯からは見ることができず。。<br>
<br>
その後、僕たちは自棄になり、また無謀にも四人で樹海へ潜入することを決意した。<br>
<br>
ただ、前回の反省もあったので、遊歩道を通り、そこから立ち入り禁止区域に入って、遺体探しにいくことにした。<br>
そっちの方が迷う可能性が低いと考えたのである。<br>
<br>
そうして樹海に潜入してしばらく歩いていると、前方から男が二人やってきた。<br>
なぜ樹海を男が二人で歩いているのか！　まさか……<br>
ここで我々の間で、次のような会話があった。<br>
<br>
編集者「あの二人、自殺希望者ですかね。ネットで知り合って自殺とか……」<br>
<br>
石井「いや、ゲイのカップルじゃないっすか」<br>
<br>
編集者「……」<br>
<br>
編集長「……」<br>
<br>
漫画家（歩きつかれて無言）<br>
<br>
数メートル歩くと、謎のティッシュペーパーが転がっているのを発見！<br>
一同に緊張が走る。<br>
<br>
編集者「な、なんでしょうね、この紙。不気味ですね」<br>
<br>
石井「あの二人がセックスしたんすよ。絶対そうっす」<br>
<br>
編集長「……」<br>
<br>
編集者「断言っすね……俺、石井さんのそういう所、好きっす」<br>
<br>
編集長「……」<br>
<br>
漫画家（歩きつかれて無言）<br>
<br>
で、僕たちはさらに樹海の奥地へ。<br>
すると、立ち入り禁止区域のためか、自殺の跡と思しきものが続々と発見される。<br>
ビニールのテントに「ママ、恨む」と書かれていたり、ガスボンベと脱ぎ捨てた洋服があったり、前回書いたように簡易用ベッドが転がっていたり……<br>
編集者が聞いた話によれば、自殺者は「見晴らしのいい場所」を選んで自殺するのだそうだ。最後ぐらいは、見晴らしのいい場所を選ぶのだろう。<br>
なんというか、切ない気分になった。<br>
<br>
その後、三度、いや四度にわたって、遭難しかかる。<br>
しかし、初回同様あまりにも間抜けな遭難なので、それについては読者諸氏の想像にお任せする。<br>
男四人が泣きべそをかいて、樹海をさまよっている場面を思い浮かべていただければ十分である。<br>
<br>
ともあれ、なんとか脱出に成功し、夜8時ごろに東京に帰還。<br>
こうして無事に探索が終了したのである。<br>
<br>
それから、僕と編集者は、市ヶ谷へ行き、仲のいい『月刊ＷｉＬＬ』の編集者と合流し、居酒屋へ。<br>
生還を祝って、冷たいビールを飲みまくり、夜中までひたすら馬鹿話をしているうちに、『月刊ＷｉＬＬ』の編集者から「今度うちの雑誌で著者インタビューをしましょう。いや、樹海の話ではなく、『絶対貧困』のインタビューとしてです……」と言ってもらい、めでたしめでたし。<br>
<br>
え？　この時の経験はどういかされたかって？<br>
<br>
一応、雑誌は創刊されることになり、樹海の話も漫画化されて掲載。<br>
ついでに『月刊ＷｉＬＬ』でも「絶対貧困」の著者インタビューをしてもらうことになった。<br>
ま、うまい具合にいったのである。<br>
<br>
しかし、3、40歳の社会人の「ある平日の光景」としてはあまりにもマヌケすぎる気もしないではない。<br>
反省……<br>
と、いいつつ、またあの四人で間抜けな「取材」に行きたいなー。<br>
<br>
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51345297.html">
<title>死のイメージ</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51345297.html</link>
<description>最近、自殺のニュースを良く聞く。
警視庁がつくっているデータに「職業別自殺者の統計」というのがある。
もちろん、無職（9528人）、年金・雇用保険受給者（4982人）、主婦（2583人）が圧倒的に多いのだが、もうちょっと＜職業＞ということに限定してみると、次のような...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-05-29T03:00:08+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[最近、自殺のニュースを良く聞く。<br>
警視庁がつくっているデータに「職業別自殺者の統計」というのがある。<br>
もちろん、無職（9528人）、年金・雇用保険受給者（4982人）、主婦（2583人）が圧倒的に多いのだが、もうちょっと＜職業＞ということに限定してみると、次のような数になるようだ。<br>
<br>
・農林漁業（789人）<br>
・土木・建築業（505人）<br>
・不動産業（90人）<br>
・運輸業（588人）<br>
・土木建設労務作業者（491人）<br>
・建築関係職人（359人）<br>
<br>
・飲食店員（177人）<br>
・ホステス、ホスト（57人）<br>
・調理人（85人）<br>
・美容師（74人）<br>
<br>
・弁護士（9人）<br>
・会社役員（410人）<br>
・政治家・上級公務員（50人）<br>
・医療保険（298人）<br>
<br>
女性の場合は、恋愛が理由で自殺する傾向にある。そのため女性の自殺日は週末が多い。<br>
一方、男性の場合は、仕事が原因で自殺するのがほとんどだ。ゆえに、出勤日である週の頭に自殺者が偏る。<br>
曜日だけ見ても、男女の差がはっきりするのである。<br>
<br>
職業別に見てみると、「土木」「不動産」「運輸」「建築」なんかが、圧倒的に多い。<br>
絶対的な分母も多いし、収入が時代の景気にモロに左右される。これは、なんとなく想像がつく。<br>
<br>
意外に多いな、と思うのが医療保険系である。<br>
先日、あるお医者さんに教えてもらったのだが、医者の自殺者は年に100人だそうだ。毎年医学部まるごと一つ分自殺しているのである。<br>
一人の医学生を医者にするのに国が負担する費用は一人あたり4000万円近くになると言われている。とすると、一年で、国は医者の自殺だけで40億円の損を出していることになる。すごいことだ。<br>
（ちなみに、物書きの育成に国は一円も払っていないはずだから、僕が自殺したとしても国は損をしないことになる。これも、別の意味で悲しい）<br>
<br>
そういえば、このお医者さんと自殺の話をしていた時に面白いことを聞いた。<br>
医者が自殺する場合、ほとんど「薬品」をつかうのだそうだ。どの毒を使えばどういうふうに死ねるとわかっているから、職場で手に入れたものをつかって自殺するらしい。首吊りや飛び降りはほとんどいないという。<br>
<br>
一方、役者なんかは、仕事で「自殺する役」をしたことがある人は、ほとんどそれと同じ方法で自殺するんだそうだ。<br>
たとえば、ある役者が投身自殺で死ぬ役をしたとすれば、多くの場合、その人は投身自殺をするらしい。頭の中に「自殺の方法」が知らず知らずのうちにインプットされているのだろう。そのイメージに吸い寄せられるように自殺してしまうのである。<br>
<br>
これで思い出したことが一つある。<br>
戦争をしている国にいくと、銃で自殺する人が非常に多い。首吊りなんかはほとんどない。<br>
すでに戦争が終わっている国にいる人であっても、わざわざ入手困難な銃や手榴弾を手に入れて自殺する人までいる。<br>
なぜか。<br>
たぶん、これも「死のイメージ」が「銃による死」としてインプットされているためなのだろう。死にたいと思った時に、インプットされている「死のイメージ」を選ぶのではないか。<br>
<br>
そうそう、ついこの間、血友病の方と話しをしていた時も興味深いことを聞いた。<br>
その方は血友病なので、「血がとまらずに死ぬ」という意識が＜原風景＞のように幼い頃からあったそうだ。だから、「自殺」というと、「血の海の中で死ぬ」というイメージに直結するそうだ。だから、「もし自殺をするとすれば首を切ったり、お腹を切ったりすることになるかもしれない。首吊りとかはイメージとしてわかない」と言っていた。<br>
（多くの方は、あまり血の海に突っ伏して死ぬというイメージは少ないと思う）<br>
これもまた、死のイメージのインプットということなのだろうか。<br>
<br>
そういえば、二ヶ月ほど前に、ある雑誌の取材で富士山の樹海へ行く機会があった。<br>
編集者も含めて男四人で山中で迷って本気で死ぬかと思ったが（樹海探索なのに編集者が地図も何も持ってこなかった！）、その際にも色んな「自殺の痕跡」があった。わざわざ、簡易用のベッドのようなものを持ち込んで自殺した跡もあった。<br>
これもまた、「死のイメージ」なのかもしれない。ベッドの上で死ぬというイメージがあったため、わざわざ樹海に簡易用ベッドを運んだのだろう。<br>
<br>
昨日だったか、一昨日だったか、自殺者が今年だけで一万人を超えたというニュースをやっていた。<br>
それが多いのか、少ないのかわからない。<br>
ただ、その数だけ、もしかしたら死のイメージがあったのかもしれない。<br>
<br>
人には「生きる本能」がインプットされているはずなのに、いつの間にか「死ぬ本能」がインプットされることもありえるのだろう。<br>
恐ろしいことだ。]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51341554.html">
<title>身体検査</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51341554.html</link>
<description>外国人が日本に来たとき、まず感じるのは次のことらしい。

「日本人には、二つの人種がある」

私たち日本人は、自分たちの違いをあまり意識しない。
だから、よく「日本人単一民族説」を唱えて、非難罵倒される人もいる。

だが、外国人がふらふらっと日本にくると...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-05-21T01:00:16+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[外国人が日本に来たとき、まず感じるのは次のことらしい。<br>
<br>
「日本人には、二つの人種がある」<br>
<br>
私たち日本人は、自分たちの違いをあまり意識しない。<br>
だから、よく「日本人単一民族説」を唱えて、非難罵倒される人もいる。<br>
<br>
だが、外国人がふらふらっと日本にくると、二つの人種がいるように見えるらしい。<br>
つまり、日本人には二つの異なるタイプ（人種）があり、それが混在しているのが「日本人」だと映るのである。<br>
<br>
考古学を紐解くと、確かに日本には二つのタイプがあるとされている。<br>
「縄文顔」と「弥生顔」のことだ。<br>
考古学では、昔から日本にいたごっついタイプの「縄文顔」の日本人がいた。<br>
そこに、モンゴルの方からやってきたのっぺりとしたタイプの「縄文顔」の人々がやってきた。<br>
そして、これが混ざり合ったのが日本人だといわれている。<br>
これは骨考古学でもあきらかになっていて、両者の骨を比べると全然ちがう。以下が詳しいので、見てほしい。<br>
<br>
<a href="http://www.yoshinogari.jp/ym/episode03/body_feat.html">http://www.yoshinogari.jp/ym/episode03/body_feat.html</a><br>
<br>
これを見ると、はて「自分はどっちだろう」と考えてしまう。<br>
多くの日本人が縄文顔と弥生顔の「混血」だが、どちらの血がつよいかということはあるだろう。<br>
<br>
僕は「縄文顔」だと思う。<br>
では、あなたはどっちだろうか？<br>
<br>
こういうことを考えると、なんだか自分のルーツがわかったような気がしてウキウキしてくる。<br>
<br>
また、意外に知られていない身体的特徴なんかもある。<br>
たとえば「効き目」なんかがそれだ。あなたは、自分の「効き目」が右か左かご存知だろうか？<br>
調べ方は次のようなものだ。<br>
<br>
利き目のチェック方法<br>
<br>
１．紙の中央に３－５ミリ程度の穴をあける<br>
　　もしくは 手で小さい穴をつくる<br>
２．その穴を顔から１０ｃｍはなす<br>
３・穴から目標物を見つけてもらう <br>
４．質問 <br>
　　右眼を閉じて目標物が見えているか？ <br>
　　左眼を閉じて目標物が見えているか？ <br>
５．閉じて影響のない眼が＜利き目＞ <br>
<br>
http://dart.oc.to/kikime.htm<br>
<br>
僕の効き目は「右」である。<br>
（そのせいか、僕はガチャ目で右目がむちゃくちゃ悪い）<br>
みなさんはどちらだろう？<br>
<br>
あるいは、「爪」からみる健康診断というのもある。<br>
<br>
１爪に縦の筋がある<br>
→加齢、ダイエットによる影響<br>
２爪に横筋がある<br>
→栄養不良、ストレス、不規則な生活<br>
３爪が白っぽい<br>
→貧血、肝臓が悪い<br>
４爪の中央が膨らんでいる<br>
→肺がん、心臓病<br>
<br>
http://www.k-salad.com/sick/feature_c/021_1.shtml<br>
<br>
などだ。<br>
僕は、１である。32歳にして「加齢」か（涙）。<br>
<br>
ついでに、「舌」のチェックも紹介しよう。<br>
以下を参考にされたし。<br>
<a href="http://www.k-salad.com/sick/feature_c/025_1.shtml">http://www.k-salad.com/sick/feature_c/025_1.shtml</a><br>
<br>
<br>
このように、「顔のルーツ」にしても、「効き耳」にしても、「爪診断」にしても、以外に日常の中であまり意識していない身体的特徴がある。<br>
そういうものを何かのきっかけで知ると、自分のルーツや、隠れた能力（病気）がわかったような気がして得した気分になる。<br>
昔、そういうことを知りたくて、知り合いの医者に頼んでそのような身体能力チェックの医学書を貸してもらって、色々と実験してみたことがある。これが実に楽しい。<br>
このような「豆知識」は、女性とデートをする時に、とても有効活用できる。だが、あまり一度にどっとネタだしすると、「俺って物知りだろ。すげえだろ」的な感じになり、うざったがられてしまう。なので、２つぐらいサラリと教えて、「面白いねー」ぐらいの賞賛をもらうのが適度である。それぐらいが適度に「カッコイイ」。<br>
<br>
と、わけのわからないオチにしてしまったが、考古学の本を読んだり、医学書を読んだりしていて一番楽しいのは、こういう豆知識を見つけた時である。<br>
最近やたらと仕事で考古学の本と、医学書を読むことが多いのだが、仕事に必要な話は全部忘れても、こういう豆知識だけはちゃんと憶えている。<br>
ま、そんなもんだ。]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51336294.html">
<title>ストリートチルドレンの身長</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51336294.html</link>
<description>昔、どこかで講演をした時に、ストリートチルドレンの「体」について話をした。
そこで、以下のようなことを言った。

「ストリートチルドレンは、路上で生まれ育っているため、ほとんど満足に栄養が摂取できていない。そのため、体がとても小さく、すべてにおいて実年齢...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-05-10T10:25:02+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[昔、どこかで講演をした時に、ストリートチルドレンの「体」について話をした。<br>
そこで、以下のようなことを言った。<br>
<br>
「ストリートチルドレンは、路上で生まれ育っているため、ほとんど満足に栄養が摂取できていない。そのため、体がとても小さく、すべてにおいて実年齢より下に見える。たとえば、15歳ぐらいであっても、8歳ぐらいにしか見えないのだ」<br>
<br>
講演が終わった後、それを聞いていた人がやってきて質問をした。<br>
<br>
「石井サンは、ストリートチルドレンは自分の年齢を知らないことが多いと言ってましたよね。それなら、本人が15歳と言っても、実際は8歳であることもあるんじゃないですか。それゆえに体が小さく見えるように錯覚することもあるんじゃないですか」<br>
<br>
この時は、手元に何の資料もなかったので、「そうかもしれませんね」とだけ答えておいた。<br>
もちろん、そういうこともあるだろう。ただ、カロリーの摂取量というのは、体の大きさに比例するのは事実なのだ。それは日本の場合でもそうだった。<br>
つぎのＨＰのグラフを見てほしい。<br>
<br>
<a href="http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2180.html">http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2180.html</a><br>
<br>
これをご覧になると、ちょうど戦争中だった1930年から1950年にかけてガクッと平均身長が落ちているのがわかるだろう。<br>
特に小学6年から高校1年までの間が下がっているのが明らかだ。戦争によって成長期に栄養が取れなかったため、平均身長が低くなってしまっているのである。<br>
これを数値に表すと次のようになる。<br>
<br>
■17歳の身長の伸び率<br>
<br>
1901-1910 ＋1.0cm<br>
1911-1920 ＋0.7cm<br>
1921-1930 ＋0.9cm<br>
1935-1940 ＜－1.2cm＞<br>
1941-1948 ＜－2.0cm＞<br>
1951-1960 ＋2.8cm<br>
1961-1970 ＋2.6cm<br>
1971-1980 ＋1.3cm<br>
<br>
※参考<br>
<a href="http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5215/sintyou.htm">http://www.geocities.co.jp/Technopolis/5215/sintyou.htm</a><br>
<br>
これは「国民全体の平均」である。つまり、金持ちもまじっていてこの数値なのである。<br>
もし、発展途上国のストリートチルドレンだけに当てはめてみれば、身長が驚くほど低くても何の不思議もないだろう。<br>
<br>
みなさんも、発展途上国へ行けば、ストリートチルドレンを簡単に見ることができるはずだ。<br>
が、もしかしたらその子は「チルドレン」ではなく、「青年」なのかもしれない。そんなことが現実として当たり前のようにあるのである。<br>
<br>
ちなみに、インドなんかには路上生活者が山ほどいる。<br>
彼らのうち、誰が「元ストリートチルドレン」で、誰が「普通の家庭で育って落ちぶれた人」かを知りたいなら、身長を見ればいい。<br>
かならず元ストリートチルドレンは背がとても低く、一般家庭から零落した人は背が高い。<br>
<br>
また、これは「売春婦の背丈」にもかかわってくる。<br>
発展途上国の売春問題に関心のある人に、「途上国に行った時、12歳ぐらいの少女がたくさん売春していました」なんていう話を聞く。あるいは、実際の買春客が「身長は10歳ぐらいの少女だったけど、異様なほど乳房が大きく、陰毛が生えそろっていた。あれば子供の頃から売春をしていてホルモンがおかしくなっているに違いない」なんて言われたこともある。<br>
が、これも良く調べてみると、「栄養」の問題であることが多い。<br>
実際は18歳なのだが、ストリートチルドレンとして生まれ育ったために、12歳ぐらいにしか見えない女性というのが少なからずいるのだ。こういう女性は体は小さくても、乳房や陰毛などの発育はある程度ある。そのために、「奇妙な体の売春婦」が出来上がってしまうことがある。<br>
売春婦の＜異様さ＞もまた、栄養の問題からきているのである。<br>
<br>
身長以外でも、様々な身体的特徴が出てくるのだが、それはまた今度機会があったときにお話するとしよう。<br>
<br>
<br>
追記<br>
今日の「朝日新聞」を読んでいたら、『絶対貧困』の紹介が載っていた。<br>
著者は松本仁一さん。名著『カラシニコフ』の作者である。ありがたいことだ。<br>
そういえば、去年「週刊文春」で松本さんの『アフリカレポート』（岩波新書）の書評を書いたことがある。二冊とも、腰を抜かすぐらいの名著なので、是非読んでもらいたい。<br>
ちなみに、数カ月前に某社の某誌がノンフィクションの書き手を探していたので、是非松本さんに書いてもらってはどうか、と提案したことがある。僕としては「次回作を読みたい作家ＮＯ１」である。なんとか話がまとまって書いていただけないかなー、と思っているのだが。<br>
ちなみに、上記二冊もすばらしいが、僕は『アフリカで寝る』『アフリカを食べる』も大好きだ。<br>
<br>
<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%95-I-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E4%BB%81%E4%B8%80/dp/4022615745%3FSubscriptionId%3D15JBHWP7TH9QYT1RMHG2%26tag%3Dkotaismcom-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4022615745" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41caZDwfO%2BL._SL160_.jpg" alt="カラシニコフ I (朝日文庫)" border="0" hspace="5" class="pict" /></a><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%95-I-%E6%9C%9D%E6%97%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E4%BB%81%E4%B8%80/dp/4022615745%3FSubscriptionId%3D15JBHWP7TH9QYT1RMHG2%26tag%3Dkotaismcom-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4022615745" target="_blank">カラシニコフ I (朝日文庫)</a><br /><a href="http://blog.livedoor.com/review/asin/4022615745/" target="_blank" title="カラシニコフ I (朝日文庫)">クチコミを見る</a><br /><br>
<br>
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</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51335375.html">
<title>サル顔の進化</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51335375.html</link>
<description>明治時代の風刺画を見ていると、どうにも日本人の顔が＜サル顔＞に描かれている。
頭が小さく、出っ歯みたいに歯が前に出ている。戦前、日本人は「モンキー」とか言われていた。僕はそうしたことを考えて、「欧米人は日本人をサルとして描くことで、日本人を馬鹿にしていた...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-05-08T03:15:49+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[明治時代の風刺画を見ていると、どうにも日本人の顔が＜サル顔＞に描かれている。<br>
頭が小さく、出っ歯みたいに歯が前に出ている。戦前、日本人は「モンキー」とか言われていた。僕はそうしたことを考えて、「欧米人は日本人をサルとして描くことで、日本人を馬鹿にしていたのだろう」と勝手に思っていた。<br>
（たとえば、次のＨＰの一番下にある風刺画を参照してほしい。リングに上がっているのは、みんなサル顔の日本人だろう。<a href="http://www.geocities.jp/kawabeh1924/kaigun/genin/63bigo/bigo.html">http://www.geocities.jp/kawabeh1924/kaigun/genin/63bigo/bigo.html</a>）<br>
<br>
が、実は、これは僕の勘違いだった。<br>
「日本人の顔　小顔・美人顔は進化なのか」（植原和郎、講談社）を読んでいたら、なんと次のような記述がデータがあるという。<br>
<br>
「ある研究者が、一九二五年から一九六五年までに生まれた人を十年おきに区切って顔を調査した。<br>
すると、一九二五年生まれの人の約３７パーセントの人が上顎前突の症状が見られたのだが、六五年生まれの人では２１パーセントにまで減少していたことがわかった」<br>
<br>
たしかに、ここ数十年の日本人の体の「進化」はとてつもない。<br>
だが、身長や体重は摂取する栄養によって違いはでるものの、顔の骨格までもが「サル顔」からいっきに変わるというのはびっくりだった。<br>
<br>
ちなみに、身長、体重がどれだけ変わっているかご存知だろうか？<br>
以下を参照してほしい。<br>
<br>
<br>
昭和25年（1950）<br>
男子平均身長 141.2<br>
女子平均身長 142.5<br>
<br>
男子平均座高 76.5<br>
女子平均座高 78.0 <br>
<br>
<br>
平成15年（2003）<br>
男子平均身長 160.1<br>
女子平均身長 154.9<br>
<br>
男子平均座高 85.2<br>
女子平均身長 83.7 <br>
<br>
<br>
たった50年で、男性は身長が20センチ、座高は10センチ伸びているのである。<br>
女性の場合は、身長が10センチ、座高が5センチ伸びている。<br>
たった、50年である。<br>
<br>
ではこれから、人の顔はどう変わっていくのだろうか？<br>
<br>
どの学者もそろっていうのが「あごが極端に小さくなるだろう」とのことだ。<br>
現在でもあごが小さくなりすぎて、歯列不正になっている人が人口の40パーセントにあたると言う。<br>
100年後には、頭が肥大化し、あごだけが矢のようにとんがってしまうのではないかと予想する学者もいる。<br>
<br>
でも、まぁ、その時はそれが「ハンサム」「美女」になっているのだから、仕方ないのかもしれないけど。<br>
<br>
<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E9%A1%94%E2%80%95%E5%B0%8F%E9%A1%94%E3%83%BB%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E9%A1%94%E3%81%AF%E9%80%B2%E5%8C%96%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BESOPHIA-BOOKS-%E5%9F%B4%E5%8E%9F-%E5%92%8C%E9%83%8E/dp/4062690489%3FSubscriptionId%3D15JBHWP7TH9QYT1RMHG2%26tag%3Dkotaismcom-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4062690489" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AHZXJCH4L._SL160_.jpg" alt="日本人の顔―小顔・美人顔は進化なのか (講談社SOPHIA BOOKS)" border="0" hspace="5" class="pict" /></a><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%AE%E9%A1%94%E2%80%95%E5%B0%8F%E9%A1%94%E3%83%BB%E7%BE%8E%E4%BA%BA%E9%A1%94%E3%81%AF%E9%80%B2%E5%8C%96%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%8B-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BESOPHIA-BOOKS-%E5%9F%B4%E5%8E%9F-%E5%92%8C%E9%83%8E/dp/4062690489%3FSubscriptionId%3D15JBHWP7TH9QYT1RMHG2%26tag%3Dkotaismcom-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4062690489" target="_blank">日本人の顔―小顔・美人顔は進化なのか (講談社SOPHIA BOOKS)</a><br /><a href="http://blog.livedoor.com/review/asin/4062690489/" target="_blank" title="日本人の顔―小顔・美人顔は進化なのか (講談社SOPHIA BOOKS)">クチコミを見る</a><br />]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51331076.html">
<title>汝は、迷子の子犬</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51331076.html</link>
<description>今日、銀座で取材を受けた。

僕は世界中を歩き回っているくせに、無茶苦茶な方向音痴である。
銀座へいけば、かならず迷う。駅から30メートル歩いたら、自分がどこにいるかわからなくなる。本日も、案の定、迷った。
喫茶店で待ち合わせをしたのだが、時間になっても店...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-04-29T02:24:44+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[今日、銀座で取材を受けた。<br>
<br>
僕は世界中を歩き回っているくせに、無茶苦茶な方向音痴である。<br>
銀座へいけば、かならず迷う。駅から30メートル歩いたら、自分がどこにいるかわからなくなる。本日も、案の定、迷った。<br>
喫茶店で待ち合わせをしたのだが、時間になっても店が見つからず、自分がどこにいるのかもわからない。仕方なく記者の方に電話をして「迷ったので助けてください」といい、迎えに来てもらい、無事＜救出＞された。<br>
<br>
そういえば、先日も、講談社の編集者に同じような件で馬鹿にされた。<br>
その編集者と一緒に、飯田橋駅のある事務所に取材に行った。その後、二人で講談社のある護国寺駅までもどらなければならなかった。<br>
編集者はタクシーで帰ろうといったのだが、僕は「時間あるんで、ゆっくり電車で行きましょうよ」といって、電車で行くことになった。<br>
が、僕は自分からそう言っておいて、まったく行き方がわからなかった。というか、どう行くかということを考えてもいなかった。乗れば何とかなるだろうぐらいにしか思っていなかったのである。<br>
で、適当にホームにいって、来た電車に乗った。<br>
当然、どこで下車して、何線に乗り換えるのかすらわからない。途中で、編集者が僕がまったく何も考えないで電車に乗っていることに気がついて「光太サン、まさか何もわからないで電車に乗っているんですか」と冷たい目線を送ってきた。図星である。<br>
結局、編集者があれこれと僕を誘導し、護国寺駅に到着することになった。<br>
<br>
件の編集者は、この件がどうしても忘れられなかったらしい。<br>
<br>
後日僕の実弟と三人で新宿で飲んでいた時に、実弟に「光太サンは、何にも考えずに電車に乗って、それで目的地に着くと思っているんですよ。タクシーじゃあるまいし、到着するわけないじゃないですか」と言われてしまった。<br>
すると、弟いわく「ああ、そうですよ。うちの兄は、物事の優先順位が狂っているんです。普通の人ならどこかへ行こうとしたら、どうやって行けばいいかと考えますよね。しかし、兄はそんなこと考える時間があるぐらいなら本を読んでいたり、取材をどうしようかと考えているんです。なんで、何も考えずに電車乗って、後はどうにかなるだろう、ぐらいにしか思っていないのです。兄が馬鹿で、どうもすみません」<br>
<br>
これでは、「書き手の威厳」「兄貴の威厳」は丸つぶれである。ただの馬鹿である。<br>
当然この夜は、明け方まで二人に散々笑われ、からかわれることとなった。<br>
<br>
でも、まぁ、人というのは、イメージをもつものだ。<br>
「世界中を旅行して本を書いている人」といえば、ほとんどの人は「地図の読める男」を想像するだろう。<br>
が、実際は銀座の一本道で迷ったり、飯田橋から護国寺まで数駅で迷ったりする「地図の読めない男」なのである。というか、「何も考えないで歩いている人間」といった方が適切かもしれない。<br>
悲しいかな、それが事実なのだ。<br>
なので、デートなんかでも当然そうなる。デートすれば数分後には迷う。だからデートしない。そうすると、フラれる。最悪の悪循環である。<br>
<br>
閑話休題<br>
<br>
ところで、今日銀座に行ったのはインタビューを受けるためだった。<br>
『絶対貧困』についてのインタビューである。<br>
<br>
その中で、初めて訊かれた事があった。<br>
「なぜ、講義形式にしたのですか」という質問である。これまでこの本がらみで何度かインタビューを受けたが、訊かれそうな質問で訊かれなかった。<br>
理由は大きく二つある。<br>
<br>
一つは、貧困をギャグにする時に、ルポやエッセーの書き方では単なる「ブラックジョーク」になってしまう恐れがあったからだ。<br>
この本には、貧困についての笑えるエピソードをたくさん盛り込みたかった。だが、「である」調にすると、かなり悪趣味なジョークだと受け取られてしまう可能性が高い。高いところから見下ろして、貧困者を馬鹿にしているようなイメージになってしまうからだ。<br>
しかし、著者が自分の体験として、です・ます調の口語体で「語る」のであれば、かなりギリギリのネタでも笑い話として書ける。少なくともそっちの方が目線はフラットだし、面白さが読者につたわりやすい。それで口語体にしようと思ったのだ。<br>
<br>
二つ目は、若い人（中学生から大学生）に読んでもらいたかったということだ。<br>
どう書こうかなー、と考えていた時、ふと大学受験のベストセラー『～実況中継』シリーズが思い浮かんだ。<br>
予備校の有名講師が口語体で語っている参考書だが、＜予備校＞の臨場感がつたわることで大人気を博した本だった。<br>
であれば、「バーチャル講義」という形式をとって、その臨場感の中で貧困を語る「講義」があってもいいのではないか、と思った。少なくとも『～実況中継』を読んで大学受験をした人にとっては、「講義形式の本」は違和感がないというより、逆に親近感がわくかもしれない、と考えたのである。少なくとも、学術書よりはとっつきやすいはずだと思った。<br>
それで、「貧困学講義」というバーチャル講義の形式にしたのだ。<br>
<br>
と、まぁ、そんな感じである。<br>
<br>
まずまずのペースで売れているので、「ハズレ」ではなかったということか。<br>
ま、これからも色んな読者を獲得するために、いろんな書き方でやってみたいと思っている。<br>
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51327856.html">
<title>カツラ２</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51327856.html</link>
<description>先日、人毛ウイッグについて書いた。
思いつくままに書いたのだが、翌日すぐにブログを読んだ集英社のゴメス氏から連絡があり週刊誌の企画として提出していいかと連絡がきたり、先日小学館でインタビューを受けた時にその話がもちだされたり、旅行雑誌編集長さんにコメント...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-04-22T01:25:56+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[先日、人毛ウイッグについて書いた。<br>
思いつくままに書いたのだが、翌日すぐにブログを読んだ集英社のゴメス氏から連絡があり週刊誌の企画として提出していいかと連絡がきたり、先日小学館でインタビューを受けた時にその話がもちだされたり、旅行雑誌編集長さんにコメントをいただいたりと、出版関係者から色々とご質問を受けた。<br>
<br>
僕自身、これについて実際に取材したわけではない。<br>
なので質問に的確に答えられるほどの知識を持ち合わせていない。ただ、インド人からこれまで何度も人毛ウイッグについて話を聞かされたのは事実だ。<br>
<br>
インド人の毛がつかわれているのは、色んな理由があるだろう。<br>
インド人女性の髪は長いことが多いし（中国人と比較すると）、寺院などで大量に切っているために一度にたくさん集められるということもあるだろう。また、絶対数が多くて、貧しい、ということもある。<br>
<br>
実際、カツラ会社のHPにつぎのような記述があった。<br>
<br>
<br>
■<a href="http://www.authiss.jp/factory.html">http://www.authiss.jp/factory.html</a><br>
<br>
弊社の製造工場は、フィリピンのサンペドロ市にあります。工場は豊かな自然の中に立ち、スタッフは清潔な環境の中で作業を行なっております。<br>
弊社のかつらや増毛製品は、日本を始め欧米諸国にも数多く輸出されその技術力には定評があります。取り扱い商品の幅も広く、カスタムメイドから医療用のかつら、レディーメイドやファッションウィッグに至るまでハンドメイドのかつらを製造しております。  <br>
取り扱いの毛髪に関してはヨーロピアンヘアー（高級人毛）・インディアンヘアー（インド毛）・チャイニーズヘアー（中国毛）等の人毛からアクリル系人工毛髪・ポリエステル系人工毛髪・ナイロン系人工毛髪等の人工毛髪まで多種の毛髪を扱っております。これらを適切に使用し、お客様のニーズに合ったかつらを製造しております。<br>
構造に関しては、耐久性のあるベースから特撮等にも使用する精密かつ繊細なベースまでを取り揃えております。弊社の向上スタッフは経験の豊富さと確かな技術を持ったレベルの高い技術者です。<br>
<br>
<br>
これを読む限り、インドや中国の髪は安くて、ヨーロッパが高級だということになる。<br>
ヨーロッパ人の髪が高級なのは、たぶんカツラ利用できるほど長い髪を大量に集めるのが困難だということに加え、髪の毛が細いということもあるのではないだろうか。生態的に、欧米人はアジア人より髪が細いことは証明されている。もしかしたら、細い髪の方がカツラとしてはいいのかもしれない（想像である）。<br>
<br>
とはいえ、中国産の髪と、インド産の髪とでは違いがあるらしい。<br>
<br>
<br>
■<a href="http://www.e-katsura.jp/hairpiece.html">http://www.e-katsura.jp/hairpiece.html</a><br>
<br>
・インド毛<br>
毛が細い。光沢は少なく手触りは柔らかい。<br>
 <br>
・中国毛<br>
毛はインド毛より太めでコシがある。（日本人の場合こちらを使うことが多い）<br>
<br>
<br>
別のカツラ専門のHPでは、インド産より、中国産の方が日本人の髪に「なじむ」とあった。<br>
僕の想像だが、インド人の方が中国人より髪質が「太い」気がする。やはり、カツラとしては同じ太さの髪の毛の方がいいということなのだろうか。<br>
<br>
ただ、それをいえば、東南アジアだって「細い」「貧しい」などの理由は合致する。<br>
東南アジアの人々がカツラ用に髪の毛を売るということはないのだろうか。ちょっと探してみたら、ある企業のHPに以下のような記述があった。<br>
<br>
<br>
■<a href="http://786788.com/blog/index.html">http://786788.com/blog/index.html</a><br>
<br>
日本人向け人毛は通常、中国、東南アジアまたはインドの女性から買い付けるのですが一時期アジア諸国の著しい経済成長にともない、その入手価格が跳ね上がり、大変な思いをしました。では、このたび相当の不況に見舞われ仕入れが有利になるか、というとそうではないのです。<br>
<br>
<br>
インド、中国だけでなく、東南アジアの髪もつかわれているのだろう。<br>
さらに調べてみると、僕は知らなかったのだが、タイの市場でも人毛がカツラ用として売られているらしい。<br>
<br>
<br>
■<a href="http://rocketnews24.com/?p=4607">http://rocketnews24.com/?p=4607</a><br>
<br>
<br>
また、僕が意外と「どうなのかな」と思っているのが、陰毛ウイッグである。<br>
女性にはホルモンの問題で陰毛の無毛症の方が少なからずいる。以前、警視庁の科学捜査官が書いた本を読んでいたら、数十人に一人ぐらいの割合で存在すると書いてあった。そして、そういう方のために、陰毛ウイッグというものが販売されている。こういうカツラも「人毛」なのだろうか、と想像してしまう。だとしたら、輸入品なのだろうか？<br>
<br>
うーん。<br>
人毛カツラのビジネスは深い。<br>
先述した集英社のゴメス氏が企画会議で出したところ、「裏づけできるかが問題」という話になってはじかれてしまったそうな。<br>
しかし、ネットで調べただけで、フィリピンの工場やらタイの市場などまででてくる。実際に取材すれば、いろんなことが調べられそうな気もするが、いかがなものだろう。（とはいえ、いま、本気でカツラを取材する時間は僕にはないけど）<br>
ともあれ、がんばれ、ゴメス氏！<br>
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51326115.html">
<title>じゅん愛</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51326115.html</link>
<description>
「浮気は男の甲斐性だ」とか「不倫は文化だ」と言われる。
文字通りの＜純愛＞なんてかなかなか存在しないと思うが、実際はどうなんだろう？

生き物を調べて見ると、一夫一妻制のモノと、一夫多妻制のモノとは明らかな違いがあるのだそうだ。
わかりやすく、簡単な例...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-04-18T15:11:42+09:00</dc:date>
<dc:subject>本</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[<br>
「浮気は男の甲斐性だ」とか「不倫は文化だ」と言われる。<br>
文字通りの＜純愛＞なんてかなかなか存在しないと思うが、実際はどうなんだろう？<br>
<br>
生き物を調べて見ると、一夫一妻制のモノと、一夫多妻制のモノとは明らかな違いがあるのだそうだ。<br>
わかりやすく、簡単な例を二つ紹介しよう。<br>
<br>
その１　体の大きさ<br>
動物は一般的に、一夫多妻の傾向がつよいほど、オスの体がメスよりはるかに大きくなる。また、角などの形態において、性的二型が大きくなる。<br>
これは、オス同士がメスをめぐって戦いが激しくなるためである。<br>
（一夫一妻の場合は、戦いがないので、身体的特徴が逆になる）<br>
<br>
人間の場合、アウストラロピテクスの時は性的二型が大きかったが、ホモサピエンスなどになるにつれて性差は縮まってきているのだそうだ。<br>
それを考えると、250万年前ぐらいを境に、一夫多妻から一夫一妻にゆっくりと移り変わり始めた可能性があるという。<br>
<br>
その２　精巣の大きさ<br>
一夫多妻の場合、精子間競争が起こるため、オスの精巣は大きくなる。<br>
一方、一夫一妻の場合は、競争がないために、自然と精巣は小さくなる。<br>
<br>
現在の人間の体重に対する相対的な精巣の大きさは、0.79。<br>
現在の人間では、一夫多妻の生物ほど大きくはない者の、完璧な一夫一妻の生物よりは大きい。それを考えると、ある程度の精子間競争があったことがわかるらしい。<br>
<br>
まぁ、他にもいくつかあるのだが、こうしたことを考え合わせると、次のことが導き出されるそうだ。<br>
<br>
・人間はもともと一夫多妻制だったのではないか。<br>
<br>
・人間は今もって複数の異性と交わることが前提で身体構造がつくられているのではないか。<br>
<br>
と、すると、そもそも、人というのは＜純愛＞に適さない生き物だと言えるのかもしれない。<br>
少なくとも、身体の構造だけを考えれば一生涯に一人のパートナーという想定にはなっていないようだ。<br>
<br>
論より証拠。<br>
<br>
20世紀前半までの世界における「配偶システム」を調べてみると、一夫一妻制より、一夫多妻制の方が圧倒的に多いことがわかるそうだ。<br>
世界の社会を849にわけて、配偶システムを調べると、次のようになるらしい。<br>
<br>
1位　一夫多妻　83％<br>
2位　一夫一妻　16％<br>
3位　一妻多夫　1％<br>
<br>
一夫一妻制より、一夫多妻制の方が格段に多いのである。これもまた、現実なのだろう。<br>
嗚呼、＜純愛＞よ、いずこへ。<br>
<br>
<br>
<br>
追記<br>
データは、『オスの戦略　メスの戦略』（長谷川眞理子）を参考にしました。面白いので読んでみて下さい。<br>
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<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%83%A1%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%88%A6%E7%95%A5-NHK%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC-%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D-%E7%9C%9F%E7%90%86%E5%AD%90/dp/4140841044%3FSubscriptionId%3D15JBHWP7TH9QYT1RMHG2%26tag%3Dkotaismcom-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4140841044" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AE5ABW7NL._SL160_.jpg" alt="オスの戦略メスの戦略 (NHKライブラリー)" border="0" hspace="5" class="pict" /></a><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%83%A1%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%88%A6%E7%95%A5-NHK%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC-%E9%95%B7%E8%B0%B7%E5%B7%9D-%E7%9C%9F%E7%90%86%E5%AD%90/dp/4140841044%3FSubscriptionId%3D15JBHWP7TH9QYT1RMHG2%26tag%3Dkotaismcom-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4140841044" target="_blank">オスの戦略メスの戦略 (NHKライブラリー)</a><br /><a href="http://blog.livedoor.com/review/asin/4140841044/" target="_blank" title="オスの戦略メスの戦略 (NHKライブラリー)">クチコミを見る</a><br />]]>
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</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51324954.html">
<title>意気地なし</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51324954.html</link>
<description>『絶対貧困』が着実に売れている。今朝も重版の連絡があった。
「世界の貧困について知りたい」という思いは、多くの人の中に潜在的にあるものなのかもしれない。

とはいえ、世界の貧困についての話を書いたり、語ったりすると、必ず訊かれることがある。

「一体私は...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-04-15T23:16:59+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[『絶対貧困』が着実に売れている。今朝も重版の連絡があった。<br>
「世界の貧困について知りたい」という思いは、多くの人の中に潜在的にあるものなのかもしれない。<br>
<br>
とはいえ、世界の貧困についての話を書いたり、語ったりすると、必ず訊かれることがある。<br>
<br>
「一体私はどうすればいいんでしょうか」<br>
<br>
本の最後にも書いたが、「どうすればいいか」なんてことはない。<br>
そもそも、「どうすればいいか」に対する答えがでるほど簡単な問題なら、初めから問題になっているはずがないのである。問題というのは答えがでないから問題なのだ。<br>
<br>
にもかかわらず、人は常に「どうすればいいか」ということを他人に求める。<br>
<br>
なぜか。<br>
<br>
人に求めることほど、楽なことはないからだ。<br>
答えの出ない問題を考えるというのは、大海に向かって泳ぐようなものだ。<br>
苦しいだけ。地図もない。ゴールはない。泳いでいる最中に死んでしまうのは確実。<br>
そんな状況で、ひたすら泳ぎつづけなければならない。<br>
それが、答えの出ない問題に立ち向かうということなのだ。<br>
<br>
だが、ほとんどの人は、それにたえられない。<br>
ゴールがあってほしいと思う。誰かにつくってもらいたいと思う。それが偽りでも信じたいと思う。それが人の心情なのだ。<br>
だから、人は他人にゴール（解決策）をつくってもらおうとする。僕にそれを求める人もいるだろうし、宗教の尊師に求める人だっているだろうし、知ったかぶりばかりするオピニオンリーダーに求める人だっているだろう。あるいは、ホワイトバンド運動のように、みんなで輪になってゴールをつくりあげようとする人だっているだろう。<br>
しかし、そんなふうにできたゴールなどゴールではない。単なる幻想にすぎない。そのゴールに到達したところで、何の解決にもならないのだ。<br>
<br>
僕は昔の人のことなんてまったくわからない。だから、「現代の人間は」とは言わない。<br>
ただ、どう考えても、人はそうした答えのない問題に向かって立ち向かう意思と勇気と努力がなさすぎるように思う。現実と対峙し、見つめ、考え、無理だとわかっていても立ち向かう力である。<br>
すべてにおいて言えることだが、現実を見つめる、ということは、それをするということなのだ。<br>
そのことを知らない人が多すぎるし、そのことを教えられる機会がなさすぎる。誰かが出してくれた方程式で解決できると思っているか、思いたがっているのである。<br>
<br>
僕は「どうすればいいか」と言われた時、かならず以下のように答えている。<br>
<br>
「どうすればいいか」なんて答えはありません。<br>
要は「自分がどうしたいか」です。それを考えて行動に移せるかどうかです。<br>
<br>
多くの人は自分がどうしたいかがわからないと答える。<br>
しかし、本当はみんな「どうしたいか」はわかっているはずなのだ。単純にそれを実行に移す勇気がない。だから、「どうしたいか」をわからないフリをしているだけなのだ。もちろん、これは貧困問題だけでなく、すべての現実的な問題において言えることだ。<br>
日本語では、そういう人のことを「意気地なし」という。意気地なしって、すごい屈辱的な言葉だと思う。なんとか、意気地なしとだけは言われないようにしたいものである。]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51323587.html">
<title>顔の識別</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51323587.html</link>
<description>32歳という年齢は、たぶん、若い方だと思う。
だが、最近ちょっと困ったことが起きてきた。

どうにも、若い女性がみな同じに見えるのである……

我が家には、集英社に勤めるゴメス氏から毎週『週刊プレイボーイ』が送られてくる。
今週号は日本のアイドル特集という...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-04-13T01:22:39+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[32歳という年齢は、たぶん、若い方だと思う。<br>
だが、最近ちょっと困ったことが起きてきた。<br>
<br>
どうにも、若い女性がみな同じに見えるのである……<br>
<br>
我が家には、集英社に勤めるゴメス氏から毎週『週刊プレイボーイ』が送られてくる。<br>
今週号は日本のアイドル特集ということで、何十人もの最近の若いアイドルのグラビアが載っていた。<br>
だが、困ったことに、どれもこれも、みんな同じ顔に見えるのである。<br>
<br>
これは、アナログの世界でも同じである。<br>
先日、キャビンアテンダントをしている女性の結婚式に出席した。<br>
もちろん、同僚のキャビンアテンダントたちがたくさん参加していた。で、「新郎新婦との撮影のお時間です」となった時に、彼女たちがずらっと並んだ。不思議なことに、どれも同じ顔に見えるのである。<br>
<br>
最近、それをボソッとある所でいったところ、若い女性に「やばくないですか。ちょっと早すぎますよ」と言われてしまった。<br>
若年性アルツハイマーならざる、若年性女性識別不能症候群かもしれない。<br>
実に、参った。<br>
人の見極めができなくなる、というのは、ノンフィクションを書く身としては決定的なダメージかもしれない。<br>
<br>
しかし、言い訳ではないが、そもそも人の顔なんて同じものなのである。<br>
自分にとってなんらかしらの利益があり、見極める必要があるからこそ、見極めるようになる。<br>
たぶん、年齢によって、その「必要性」が違ってくることで、見極められる対象が異なってくるのだろう。<br>
<br>
たとえば、中学生ぐらいの時は、アイドルの顔は重要だった。<br>
どのアイドルが誰だということぐらいわからなければ会話についていけなかった。だから必然と違いを気にし、わかるようになった。<br>
<br>
だが、今の僕の生活にアイドルは必要ない。人と話をしていてアイドルが話題になることは皆無である。<br>
だから、僕はアイドルに対して関心をもたなくていいようになった。ゆえに、雑誌のグラビアを見ても、同じように見えてしまうのである。<br>
<br>
一方、僕がこの年齢になって見極めることができるようになったものもある。<br>
たとえば、黒人の顔である。<br>
<br>
中学生の時は、黒人が全部同じ顔に見えた。<br>
それは、見極める必要がなかったからだ。<br>
<br>
しかし、今は仕事の上で黒人の顔を見極めなければならなくなった。<br>
だから、自然とみんな違う顔に見えるようになったのだ。<br>
<br>
こうしてみると、年齢をかさねて何か重要になるかによって、見極められるもの、見極められないものが違ってくるのだろう。<br>
年をとるにつれて、「若い女性の顔が識別できなくなる」というのは、＜生活に必要なくなった＞ということなのだ。<br>
<br>
その証拠に、若い女性でも、自分にメリットのありそうな女性の顔だけは判別できる。<br>
「おっ、この女性とは深い仲になれそうだ」と思うと、とたんに＜違い＞を認知し、特別な顔として任命される。<br>
だが、結婚式ですれ違うぐらいの女性だと、「今後仲良くなる可能性」は皆無に等しい。絶無である。なので、顔の特徴なんてどうだってよく、「その他大勢と同じ顔」のままなのである。<br>
<br>
そう考えると、人は年を取って「顔の識別ができなくなる」わけではなく、「合理的にメリットを考えて識別するようになる」と言えるのかもしれない。<br>
年をとると「俗」から離れていくと考えられがちだが、より「俗」に近づいていくのだろう。<br>
]]>
</content:encoded>
</item>
<item rdf:about="http://kotaism.livedoor.biz/archives/51320673.html">
<title>装丁について</title>
<link>http://kotaism.livedoor.biz/archives/51320673.html</link>
<description>今回の「絶対貧困」の装丁を見た方の意見は二つに分かれる。

その１
「いいですねー、強烈です。けど、表紙は硬派なのに、内容はやわらかいですよね」

その２
「『物乞う仏陀』の表紙にそっくりですね。真似ですか？」

である。

本の装丁をどうするかは出版社...</description>
<dc:creator>kotaism</dc:creator>
<dc:date>2009-04-07T00:32:21+09:00</dc:date>
<dc:subject>日々のこと</dc:subject>
<content:encoded><![CDATA[今回の「絶対貧困」の装丁を見た方の意見は二つに分かれる。<br>
<br>
その１<br>
「いいですねー、強烈です。けど、表紙は硬派なのに、内容はやわらかいですよね」<br>
<br>
その２<br>
「『物乞う仏陀』の表紙にそっくりですね。真似ですか？」<br>
<br>
である。<br>
<br>
本の装丁をどうするかは出版社によって違う。<br>
<br>
文藝春秋で『物乞う仏陀』を出した時は、外部のデザイナーがつくった。<br>
文藝春秋から「写真をつかいたいので撮ったものをすべてだしてくれ」と言われた。<br>
その時、僕はフィルムのカメラで撮っていたのだが、写真はズブのど素人だった。それでカメラの扱い方を間違えて、インド、スリランカ、ネパールの写真がすべて＜パノラマ＞になってしまっていた。<br>
しかし、たぶん、デザイナーの方はそれを逆手に取ったのだろう。パノラマで撮った写真を横に三枚並べることで素晴らしい表紙をつくってくれたのである。<br>
（別の見方をすれば、僕が間違えてパノラマで撮ってしまったのをうまくごまかしてくれた、ということになる）<br>
<br>
新潮社で『神の棄てた裸体』をやった時は、新潮社内の装丁担当の方につくってもらった。<br>
これまたいくつか写真を送ったところ、装丁担当の方が「ネオンのボケ写真がいい」ということであの表紙になったのである。<br>
ちなみに、裏表紙は、この作品では描いていないタイの歓楽街の建物をつかっている。一応装丁が決まった時、「この写真はタイのものですよ。イスラームじゃないですけど、大丈夫ですかね」といった。しかし、会社で相談した結果、「イメージ写真」ということでOKになったそうだ。<br>
東南アジアに詳しい読者から「なぜイスラームの話なのにタイの写真がつかわれているのか」と言われたが、こういういきさつがあったのである。<br>
<br>
さて、今回の『絶対貧困』である。<br>
僕は3、4枚の写真をつかって「強烈な表紙」にしたかった。<br>
一方、担当の槌谷さんは小さな写真をたくさんつかって「モザイクのような表紙」にしたがっていた。<br>
<br>
が、僕はなんとなく「モザイク」が嫌だった。具体的なイメージで、ガツンとやりたかったのである。<br>
<br>
そこで、僕は槌谷さんが制作を依頼したデザイン事務所の電話番号を教えてもらい、後日担当の方に電話をした。<br>
そして、槌谷さんには内緒に、「拙著『物乞う仏陀』のような形で数枚の強烈な人物写真をつかって表紙を作って下さい」とお願いしたのである。もちろん、その際に、こちらのイメージもいくつか伝えておいた。<br>
<br>
数週間後、サンプルが3枚仕上がった。<br>
<br>
2つが槌谷さんのイメージする、たくさんの写真が重なったものだった。だが、なんとなく、インパクトがない。<br>
もう1つは、本書のカバーを取ったところにある写真である。現在の表紙でいえば、一番上の幼い女の子（微笑している）がどアップで映っている写真だった。<br>
<br>
僕と槌谷さんはまた相談した。<br>
女の子一枚のどアップ写真が一番強烈だった。そこで、その写真をつかいつつ、他に何枚か写真をつかえないかと頼んだのである。<br>
<br>
すると、また3つほどサンプルが届いた。<br>
二つが前と同じようなモザイク型のもの。もう一つが、こちらの依頼の通り女の子の写真を中心にして『物乞う仏陀』のように横に並べたものだった。<br>
三枚並べてみると、明らかに後者がよかった。そこで、それを採用し、少しだけ文字の配列を直してもらうことになったのである。<br>
<br>
個人的には、とても気に入っている。<br>
<br>
たしかに「『物乞う仏陀』の真似」と見えることもあるかもしれない。<br>
しかし、それは僕がそのように頼んだためである。責任があるとしたら僕にある。<br>
ただ、それはそれで一つのシリーズっぽくていいとも思っている。同じ著者の表紙なんだから似ていたっていいし、最終的にはアピールできればいいわけだから。<br>
ちなみに、僕の弟は「この表紙が今までの中で一番いい」と言っていた。実は、僕もそう思う。<br>
<br>
これまで、僕は三冊とも、自分で撮った写真を表紙にしてもらった。<br>
できれば、これからもそうしたい。ガンガンいい写真を撮りまくるしかないな。<br>
]]>
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