石井光太 − 旅の物語、物語の旅 −

タグ:写真

POP(ポップ)というのをご存じだろうか。

以下を見てほしい。こういうものだ。
http://www.hontai.jp/pop2006vs.html

このPOP、書店のスタッフがつくるケースがメインだ。
だが、書店に任せていても、なかなかつくってくれない。一店舗にあっても売上にはつながらない。
そのため、出版社が販売促進のためにつくることもあるのだ。

「神の棄てた裸体」でも、出版社の方がPOPをつくってくれた。
裏表あって、一面にお勧めのコメントを書いて、取材写真のサインを入れて貼った。この写真が次のものである。

http://www.kotaism.com/kaminosutetaratai_kinjirareta1.htm

これを書店の人に配っていたところ、なんとこの写真が「作者」だと思われた。
サインしているからなおさらなのだろう。「パキスタンで映した作者の写真」に思われてしまうのだ。
仕方なく、「P60ページより」とかいうコメントを上に入れて、「この写真は俺じゃなくて、取材の写真だぞー」というところをアピールすることに相成った。

しっかし、この写真が僕に見られるとは……
ヒジュラもショックだろうけど、僕もショックである。心外だ。

そういえば、先日ある出版社にいって、取材写真を見せていた。
その中の一枚に以下の写真があった。ヒジュラのボス(グル)が踊っている写真である。

http://www.kotaism.com/kaminosutetaratai_kinjirareta2.htm

出版社の人に「これ、誰?」と尋ねられたので、冗談半分に「現地に暮らすオヤジです」と答えた。
すると、「明るくて、素敵なお父さんですね」と返答された。それ以上、会話がなかったのだが、その人が本当にこの写真の人を僕のオヤジだと思っている可能性は高い。

なぜ、こうなるのだろう……

まぁ、あまり冗談ばかりいってはいけないということか。
(最初のPOPの件では、冗談で何かをしたつもりは一切ないのだが)

あ、そういえば、半年先のことなのだが、NGOの開催するイベントでインドのことについて話をすることになった。
http://www.knk.or.jp/japan/com/event/2007/series_asia.htm

基本的に、僕は人前で「まじめ」な話をするのが苦手である。
昔からの癖で、人を前にすると、冗談を言ったりしなければ気がすまない性格なのだ。
これまで何度か上記のようなイベントで話をすることがあったが、常におちゃらけていた。
しかし、こういうイベントに来る人は真面目な人が多いので、僕が冗談を言っても、シラけることが多い。そうなると、僕の立場はかなり悪くなる……。

もし会場でお目にかかることがあれば、僕がつまらないギャグを言っても、哀れだと思って、笑ってやって下さいませ。

ちなみに、ストリートチルドレン支援団体の開催イベントなので、当日はインドのストリートチルドレンについて話をするつもりです。


※現在発売中の『週刊朝日』に「神の棄てた裸体」の書評が載っています。興味のある方はご覧になって下さい。

拙著『神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く』(新潮社)についてのお知らせです。

書店での写真の展示が以下で行われています。

紀伊国屋本店(新宿駅)
八重洲ブックセンター(東京駅)

本に掲載していない写真などを含めて10点以上展示しています。
また、各店とも内容のことなるキャプションがついていますので、そちらも合わせてご覧ください。

今後も、「ジュンク堂本店(池袋)」「ジュンク堂新宿店(新宿)」などを初めとした都内の大型書店で続々と写真展示が行われます。

なお、「紀伊国屋本店(新宿)」「紀伊国屋南店(新宿)」「三省堂本店(神保町)」「丸善丸の内(東京)」にて、サイン本を各20冊ずつ販売しています。
(三省堂、丸善丸の内でも、写真の展示を予定しています)

期間や、サイン本の残り冊数については、各書店にお問い合わせ下さいますようお願いいたします。

みなさまのおかげで、書店での反応もよく、いろんな反響があります。
今後、雑誌や新聞などにて書評・インタビュー・グラビアなどが予定されています。随時、HPやブログにてご報告いたします。

ちなみに、いつも御贔屓にしていただいている『旅行人』の蔵前さんがコラムに本の感想を書いて下さっています。(9月20日付)
次号(12月発売)に「峠のすれ違い」という40枚ほどの作品を掲載する予定です。ご期待下さい。

今後ともよろしくお願いいたします


神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く

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